こんばんは。
記事タイトル通りの内容です。
12月19日から22日までの間、京都鉄道博物館において
443系電車(クモヤ443)が展示されることになり、さっそく見てきました。
架線の検測などを目的とした事業車両で、2編成が製造されました。
JR東日本所属だった勝田のトップナンバーについてはすでに廃車になっており、現在はJR西日本の京都に第2編成が所属しています。
西日本所属編成は今もバリバリ現役で、西日本区間のほかに四国、九州にも貸し出され、各地で活躍しています。
先日、このブログにおいても、クモヤ443による加古川線検測の撮影記録を掲載いたしました。
じっくり眺めたい車両なので、いつか京都鉄博で展示してほしい~と思っていたのが、やっと叶いました。
展示初日の19日、さっそく見に行くことに。
いました!(当たり前)
いいですね~ ほんとシブいです。
485系、183系などの特急型車両と同じような顔をしています。
やはりパッチワーク塗装が目立ちます…。
派手なカラーリングは、かつての交直流車両標準色からきています。
2段窓が並ぶ側面は急行型車両のよう。
「電気検測試験車」の文字がいい感じです。
上下のクリーム色は、帯材をビス止めしている凸モールド表現です。
以前駅で停車中に眺めて知ったのですが、最初見た時は驚きましたね…。
側面、妻板側に向かって少し絞っています。これは初めて知りました。
別角度より。
全体の車体断面についても特急型車両とは違う形状になっています。
前面へ。
連結器は自動連結器と密着連結器の切り替えが出来る双頭連結器が装備されています。
その他にもいろいろあり、全体的に厳つい印象ですね。
特急型車両と違い、運転台上に手すりがあるのが特徴です。
車内にもいろいろな機器がありそうです。
屋根へ。
無線アンテナへの配管があったり。このあたりは特急型車両と一緒ですね。
クモヤ442-2の屋根を見てみます。
こちらは信号検測を行う車両なので、屋根には測定機器はありません。
パンタ周辺は低屋根構造になっています。
低屋根部分って、平面に見えて実は車体のセンターから雨トイへ向かって少し斜面になっているんですね。って教えてもらいました。
クモヤ443-2の屋根です。
こちらは架線測定車両なので、屋根には検測機器がいっぱいです。
冷房が無く、クモヤ442から送風しているそうです。
ベンチレーターの撤去跡が見えます。
架線を照らすためのライトがありますが、近年LEDに交換されたようです。
架線確認用ドームがあります。
さらに測定機器が並び、先頭側には検測用のパンタグラフが載っています。
通常の集電用パンタと違うのがよくわかりますね。
●まとめ
いかがでしたか?
あまり知識がないので、説明もできませんでしたね。
気になった方は、各自で調べてみてくださいね!
さて、
いろいろ撮ったつもりだったのですが、もうちょっとあそこを撮っておいたらよかったな~とか、床下を全然撮ってなかったりとか…。
せっかく行ったのにちょっと後悔です。こんなチャンスつぎいつあるかわかりませんからね…。
冒頭にも書きましたが、クモヤ443はいつか展示してほしいなと思っていた車両だったので、今回は良い機会でした。
次はクモヤ145を見たいなぁ…。向日町の片パンの交流アンテナついたやつとか。
クモヤ443、いつまで走ってくれるでしょう…。
こんな車両、今の時代に現役で残っているのが奇跡だと思います。
チャンスがあればどんどん記録していきたいですね。
余談
この日の京都駅には、奈良線ホームに103系NS409編成が留置されていました。
閑散とした夜の駅で103系をじっくり眺めることができました。
さながら 京都鉄道博物館 別館 といったところでしょうか…。
おわりです。