クモヤ443系Nゲージキットの製作記録です。
現物はすでにもう組みあがっているのですが…引き続きお付き合いください。
前回記事では、表面処理と箱組みまで終えました。
確認のため、いったんグレーで車体を塗装しました。(画像なし)
やはり一度塗装してみると、まだまだ処理の荒いところが目立ちます…。
前面パーツと側面の結合部など、合いが良いとはいえ少し隙間や段差がありますので、そこは瞬間接着剤を盛って削って埋めていきます。
そして気になるところを中心に、またひたすら表面を磨いていきます…。
いけたかな?というところで、再度グレーに塗装。
後ろからはこんな感じ。妻板の手すりはそのままにしました。
まだ少し気になる箇所があったので、そこは修正しましたが、大方の表面処理はこれで完了ということで。
ここで一旦、別のパーツを仮に取り付けて雰囲気を見てみます。
まだ色がありませんが、特徴あるシルエットが見えてくることでテンションが上がります。
それでは本塗装…の前に、一旦確認で塗ったグレーを落とすことに。
IPAに漬けることも検討しましたが、車体内側(裏側)のグレーはそのままにしたかったので、表面だけをペイントリムーバーで落とすことにしました。
綿棒に液をつけて車体に塗布後、ティッシュでやさしくこすり落としていきます。
ここで、すっかり忘れていたのですが側面の窓ガラスをはめ込みガラスに交換します。
キットの説明書にもあったのですが、キットに彫刻されている窓サッシのモールドを無くすことで、急行型車両のガラスがちょうどハマるとのこと。
TOMIXの分売パーツより165系の側面ガラスを購入。ひとつづつバラして車体にはめこんでみたのが上の写真になります。
このほか、ドア窓や小窓も可能な範囲ではめ込み化していきます(後述します)
それでは車体を塗っていきます。一旦色を落としたので、車体は洗浄後、プライマーを吹いています。下地処理は大事。
まずは前面と側面の帯色にあたるクリーム色をGMのクリーム4号で塗装。
まだタイフォン周りの処理が甘い気がしますね…。あまりやるとモールドが消えてしまいそうで怖い…。
別付けのパーツも銀やらグレーやら黒で塗っておいたので、写真撮影用に再度取り付けてみました。
塗膜で分厚くなっている分、パーツ同士の合いがきつくなっている箇所もあり、この時点で無理のないように修正しておきます。
そして車体全体色となる赤色…の前に、過剰となる車体で色味や塗り分けの雰囲気を確認してみます。
帯は上が0.3mm、下は0.7mmなのですが、0.3mmのマスキングテープが入手できなかったので上帯は0.4mmとしました。
本来は赤い車体にクリーム色の飾り帯が取り付けられているのですが、マスキングの手間と発色を考慮してクリーム→赤の順番で塗装することに。
塗装は全て缶スプレーで行っています。
少し前にやっとエアブラシと塗装ブースを購入したのですが、部屋に広げれるだけの場所がなくてずっと仕舞ったままです……もったいないですよね…。
さて、キットを組み立てること自体久しぶりなうえ、ここからのマスキング→塗装という作業も本当に何年ぶりだろうかという有様。
果たしてちゃんと塗れるのか…。
次回に続きます。