6月5日、福井鉄道で活躍した200形の展示がありましたので見てきました。
北府(きたご)駅を鉄道ミュージアムとして開発し、200形を保存。
その修復前、最後の姿を見れるというこの機会。
修復費用はクラウドファンディングでの寄付により集められました。
土曜日に富山で用事があり、日曜は帰るついでに福井で乗り鉄をしようかな~と。
あれに乗ってこれに乗って、最後は夕方に福井鉄道で福井から武生に移動しよう!
そんなことを考えていたら展示の情報が発表。
しかも展示時間もちょうど夕方。途中の北府駅で降りれば見れる…!
嘘のような話ですが本当です…。
武生行きの電車に乗って北府駅へ。
いました!
ヘッドライトが点灯し、留置線の手前側へ。
片側の標識灯は球切れでしょうか。
どうやら動くようなので待ってみます。
警笛とともにゆっくり前進。すごい…本当に動いている…。
車体はボロボロ、車庫の中とはいえ自走する姿を見れて感動です。
行先も「普通 武生新」です。良い~
特徴的な車体、そして連接台車。
ゆっくりと通り過ぎていきました。
ホームからの撮影でしたが、沢山のファンの姿が。
そして建屋の横へ。いつも留置されていた場所ですね。
進行方向を変えて…
今度は前パン側を先頭に。
行先も急行武生新になりました。一番かっこいいやつ。
やばい!!!! pic.twitter.com/QafiWXacTL
— あんぜんそくせん (@anzensokusen) June 5, 2022
動いているシーンをツイッターに貼ってみました。
思い出コーナー
初めて福井に行ったとき、空き時間で少し福鉄を撮っていました。
知識も無く、初めて見るものだったのでとりあえずなんでも撮っていたのですが、たまたま200形を見ていました。
市役所前駅。いまの福井城址大名町駅にて。
2014年でしたので、この頃は3編成とも現存していたと思うのですが、このときに遭遇したのも203編成でした。
ここで方向を変えて武生方面へ。
こういう車両が存在するのは知っていたものの、まさか偶然遭遇できるとは思わず。
路面区間を走る大きな車体に驚いたものです。
2015年。
まだギリギリ運用があった頃だと思いますが、平日だけとかだったんでしょうか。
この日は北府に留置されていました。
2017年。
運用を終了したものの、解体されることなく車庫の横に留置されていました。
退色が進んでいましたが、イベントで展示される機会があり前頭部だけ塗り直されたりしていました。
そしてここが定位置になり、何年も野ざらしで放置されたのが今の姿です。
錆びも垂れて塗装も浮き、修復痕も目立ちます。
こちら側では、ドア開閉の実演をやっていました。
連動する可動式ステップも動いています。
しかし、一部のドアは動きが悪かったり完全に開かなかったり…。
やばい!!!!! pic.twitter.com/bgMth32gys
— あんぜんそくせん (@anzensokusen) June 5, 2022
こちらも動画を。
多くの方に反響をいただき驚いています。
車内も気になりますね…。
そのほか、横からもじっくり眺めることができました。
いい車庫です。
また動きそうな気配があったのですが、次の予定があるのでここで撤収。
30分ほどの時間でしたが、あっという間でした。
手前まで持ってきて展示して終わり。と思っていたらまさかの構内往復。
その間にはドアの開閉実演、そして幕回し。
ここまでやってくれるとは…期待以上の内容で大満足でした。
見に来られていたファンの方、地元の方も多く、愛されている車両だなと感じました。
綺麗に整備されて出てくるのが楽しみです。