EF65の1059号機が復刻され、激アツの撮影会の様子が流れてきました。
中身は2060号機とはいえ、あのカラーリングは懐かしいですね。
さて、私はその一週間前、4月27日に開催された
尾久車両センター機関車撮影会『EF81形会』
に参加してきましたので、そのお話をしたいと思います。
田端で開催されたJR東日本主催の有料撮影会に参加するのはこれで2度目になります。
▲前回参加時の記事です。
建屋内で諸説明を受けたのち、留置線へ移動…。
今回はEF81に特化した撮影会ということで、4台の機関車が揃いました。
先日1台が廃車回送され、現在尾久に所属しているEF81はこの4台のみのようです。
前回の撮影会では途中からヘッドマークが取り付けられましたが、今回は最初から取り付けられた状態からスタートです。
1985年に開催されたつくば科学万博の輸送列車ですね。
この手の撮影会はレプリカの看板が用意されることが多いですが、これは当時のものです。格好良い。
どちらも上野~青森を結んでいた寝台特急ですが、ゆうづるは常磐線経由、はくつるは東北本線経由でした。
139号機は出羽です。高崎線から日本海沿い経由で秋田まで走っていた列車。
当時の牽引機とは異なり、双頭連結器を装備している機関車ではありますが、ヒサシ付きということで雰囲気は十分ですね。
横から。
それぞれでカラーリングや細部のバリエーションがある4台がよく残ったなと思います。
ゆうづる、はくつる、出羽、絵本でしか見たことのなかったような列車たちです。
上野を起点に各地へと走っていた寝台特急が並ぶ姿は良いものです。
前回は、メインの並びとは別で、逆側にも何か車両を置いてくれていました。
今回はというと…。
なんとEF64とEF65を並びで、あけぼののヘッドマークつき!
これには驚きました。
EF64は新潟車両センターの所属ですが、運用の合間で尾久にいたようです。
この日はあいにくのお天気でしたが、晴れていれば逆光になる側での展示でしたので、これはこれでよかったなと思いました。
こちらは特に規制線もなく車両に触れないなら自由に撮っていいということでしたので、細部を観察。
EF65に取り付けられていたヘッドマークは使用感があるものでした。
EF64、重厚感が好きなんですよね。
じっくり見れると思っていなかったので嬉しかったです。
さて、撮影時間半分の20分が経過してヘッドマークの交換となりました。
みんなが交換作業を狙っているこの隙に、さきほどのあけぼの同士の並びを望遠で狙いました。
みんな考えることは同じということで、いま後ろから撮っているから車両には近付かないでほしいという念を出して撮影成功。
無料の一般公開イベントならこうはいきませんね。
さて、EF81に戻ります。
ヘッドマークが交換されました。
80号機はエルム、139号機はお馴染みのカシオペアでした。
上野から北海道方面を結んでいた列車で統一されました。
カシオペアってもう毎週のように臨時列車で走ってますけど、ここまで走るならもうカシオペアカラーの牽引機を復活させてもよかったんじゃないかと思ってしまいますね。
(カシオペア色のEF81をまた見たいという欲望だけの発言)
最後だけほんの薄らと日が差しました。
ここでの撮影会は2回とも曇りだったので、次また機会があれば晴れてほしいところですね…!
会場の片隅には、機関車から取り外された「電気暖房表示灯」が。
車両によってサイズが異なっていたようです。
背後には取り外した元の機関車たち。なんとも寂しい写真です。
あっという間に撮影会は終了。
40分ですからね、本当にあっという間です。
EF81に限定した撮影会ということで、なかなか目にすることがないヘッドマークを装着した機関車をいろいろ見れてよかったです。
未だに参加費6000円なのもありがたいですね。
スタッフも多いし、これ元は取れているのだろうか…。
また機会があれば参加したいです。