こんにちは。
5月14日、運用終了後長らく留置されていた和田岬線の103系が、網干総合車両所の公開イベントでの展示(5月12日)を経て、吹田総合車両所へと回送されたそうです。
今週末(5月19日)には吹田総合車両所の見学ツアーで展示されることが予告されており、その後の動向が気になるところ…ですが、まぁ順当に考えると廃車になるのでしょう。
最後の姿は見に行けませんでしたが、お疲れさまでした。
このブログでも過去に参加した見学ツアーの様子や、引退にあたりこれまでの写真を掲載しています。
よろしければご覧ください。
明石支所での見学ツアーでは、運転席に座らせてもらいました。
現役の103系の運転席に座れるなんてもう二度とないでしょうから、一生の思い出ですね。
最後は見送れませんでしたが、お疲れさまでした。
さて、これで現在活躍している103系は、加古川線、播但線、JR九州の筑肥線の3路線だけになりました。
加古川線(3550番台)
播但線(3500番台)
筑肥線(1500番台)
これらも製造時期の違いや更新工事施工の有無はあれど、それなりに使い込んでいるわけですから、いつ置き換えが発表されてもおかしくないですね。
にしても残った103系はどれも個性的ですね。
今回の回送に寄せて、「原形の103系が~」といったコメントを少し見かけました。
戸袋窓が埋まって黒サッシに改造されている103系が原形なのかと言われると疑問ですが…、こうして残っている車両を並べてみると、言いたいことはわからなくもないです。
原形ちゃうやろ!と言いたいところですが、しいて言うなら前面でしょうか。
ワイパーが増設されているとはいえ、窓枠がHゴム支持のままだったのは良いです。
関西の103系は腐食防止のために銀色の窓枠が取り付けられている車両がほとんどでしたから、この顔をこの時代まで見れるとは思いませんでした。
こちらは前面に銀色の窓枠が取り付けられているのですが、側面の窓サッシはそのままということで、和田岬線とは正反対といった雰囲気です。
戸袋窓は埋まってますけどね。
変わり者ばかりが残った103系。
見馴れた線区から消えて久しいところですが、形は違えどこれも103系。
いつまで見れるのかわかりませんが、悔いのないように記録していきたいですね。
▲サムネ用
回送幕が入っているにもかかわらず、和田岬線表示のまま回送されたようですね。