3月24日、水島臨海鉄道主催の
「国鉄水島計画『春の写真撮影会』」
に参加してきました。
午前の部と午後の部があり、順光側に合わせて先頭の位置を並べるということでしたが、せっかくなので両部を申し込み。
簡単な参加レポートです。
当日は生憎の雨。
倉敷市駅で両部の参加受付を済ませ、指定された定期列車に乗車します。
撮影だけでなく乗車も楽しめるようにと、この列車にわざわざキハ37+38を入れてくれる配慮がありました。
終点の三菱自工前駅で一般のお客さんは降車し、撮影会参加者はそのまま乗車し倉敷貨物ターミナル駅構内へ。
到着後、ハシゴを使って降車しました。
安全帽を受け取り、撮影会がスタート。
特に規制線やルールもなく、常識の範囲内で自由にどうぞって感じでした。
撮影対象は国鉄気動車たちとディーゼル機関車たちの2箇所です。
左から、キハ205(元キハ20)、キハ30、キハ37、キハ37(水島臨海色)です。
良い並びですね!
2017年まで活躍していたキハ200(元キハ20)は、205号だけが保存車として残されました。
引退後に放置されていたものがクラウドファンディングによって復活。
綺麗に塗り直され、エンジンも動くようになりました。
久留里線から引退後に譲渡されたキハ30-100
改番もされずそのまま活躍しています。
旧型の気動車は平日朝夕のラッシュ時間帯に決まった時刻で運用されていますが、このキハ30はあまり動いているイメージがありません。
冷房もついていないですもんね…。
こちらはキハ37
これも久留里線から譲渡された車両。
導入当初は朱色とクリーム色の国鉄標準色風になっていましたが、前述のクラウドファンディングによって登場時の赤11号に塗り替えられました。
水色のほうは水島臨海オリジナル色です。
こうして並ぶと岡山のローカル私鉄とは思えない光景です。
天気が悪いのは残念ですが、それも吹き飛ぶくらい感動です。
続いてディーゼル機関車を見てみます。
DD50が2台、DD200が1台の並びです。
DD50
小ぶりながら線内の貨物列車牽引もするという機関車。
走っているところを見てみたいものです。
DD200
JR貨物と同じものが水島臨海にも配置されています。
かつてはDE10と同形状のDE70というのも在籍していましたが、2023年に廃車になっていました。
車庫の端には、部品取り用のキハ30-98がいました。
ずっと放置されているのでボロボロですが、行先表示や検査表記などがJR東日本時代のままでした。
これが2012年まで走っていたというのだから驚きです。
敷地内にあったコンテナ
このカラーリングは…?
休憩車両が用意されていました。
雨が降っていたこともあり、このような屋根のない場所では有難かったです。
いろいろと撮って回っていたらあっという間でした。
会場からはMRT300形に乗車しそのまま出場。
三菱自工前駅を通過し、水島駅から定期列車となって倉敷市駅へ…。
さて、お昼を食べて午後の部へ。
午前の部では会場までの列車がキハ37+38でしたが、午後の部は会場から帰る列車がキハとなります。
2両に増結されたMRT300形に乗車して再び倉敷貨物ターミナルへ…。
午後の部も雨は止まず、むしろ風が強くなってきて大変でした…。
晴れていれば順光になる西側に先頭を揃えて並べてくれています。
こういう配慮が嬉しいですね。
午前の部の赤いキハ37と、どちらの並びも見たくて両部申し込んだのでした。
機関車も停止位置を調整してくれています。
撮影会ということで、いろんな角度から写真を撮りました。
ということでここからは写真コーナーです。
午後の部はキハ37+38で撤収。
ハシゴで車内へ乗り込みます。
倉敷市駅到着後は、回送列車となりすぐ折り返していきました。
平日のラッシュ時間帯しか動いていない、あまり見る機会のない車両たちが一堂に会するということで、とても見ごたえのある撮影会でした。
雨天だったのが唯一残念です。
晴れていれば尚良かっただろう…と思いますが、天気のことは仕方ありませんね。
岡山はすぐの距離ですし、また機会があれば参加してみたいと思いました。