安全側線だいありー3

いろいろな話をします。

芸備線を走るキハ120形の快速列車

こんにちは

 

写真撮ったり模型作ったりがメインのわたしですが、最近は乗り鉄も好き。

 

特に、「乗りつぶしオンライン」に登録をしていると、未乗路線が地図上で一目で確認できるので、そこを埋めていきたくなります。

 

www.noritsubushi.org

 

と、いうことで夏の青春18切符シーズンにJR西日本の内陸路線、芸備線を乗ってきました。

 

そこで久しぶりに乗ったキハ120形が良かった〜という話です。

 

 

 

朝5時、新見駅

 

岡山の北部にある町で、この駅には伯備線姫新線、そして今回乗車する芸備線がやってきます。

 

ホームから跨線橋を渡った先にある地上駅舎。駅前には特に何もなく、少し歩けば国道沿いにコンビニやスーパー、ホテルがあるような、よくある感じの地方都市。

 

この駅から早朝にスタートする理由が二つあります。

 


一つは、この先の乗り継ぎがいい列車に乗るため。

このあたりのローカル線は、終点で次の列車に接続していないタイプの列車が多く、ちゃんと予定を立てないと何もない駅で数時間待つ羽目になります。

 

 

もう一つは、新見からの芸備線始発列車「快速」に乗車するためでした。

 

JR西日本各地で活躍するキハ120形気動車ですが、快速列車には乗車したことがありませんでした。

せっかくなので乗ってみたい!ということでわざわざ新見に宿を取ったのでした。

 

 

芸備線 快速 備後落合行き 3441D

 

 

体質改善を受けた際に黒ベースの方向幕になり、その際に種別入りの行先が追加されたそうです。

 

 

停車駅と所要時間はこんな感じ。JRおでかけネットより。

ちなみに新見から備後落合まで走る列車はこの快速含め1日3本しかないようです。

 


記事にする気がなかったので車内や車窓の写真がないのですが、半分クロスシートの300番台でした。

 

快速ということで、途中駅を軽快に飛ばします。

途中の備中神代までは伯備線を通りますが、伯備線にも快速列車はありませんので新鮮な感じ。


停車駅での乗降もなく、終点まで乗客は10名ほど。

それもほぼ同業者という感じ。

 

 

備後落合に到着。ここはもう広島県です。

向かいにはこの先の芸備線乗り継ぎ列車が停車中です。

 

 

ここは芸備線木次線の乗換駅。

木次線を走る観光列車の奥出雲おろち号がここで折り返すので、名前だけは聞いたことありましたけども、乗り換えの為の駅という感じで周囲には何もなさそうでした。

 

 

色が違いますね。

ここまで乗ってきたのは岡山支所所属の色(右)でしたが、乗り換え先の三次行きの列車は新山口支所所属の色(左)です。

普段は山陰本線美祢線で走っているようですが、なぜここに…?

 

 

芸備線 三次行き 351D

 

10分ほどの乗り継ぎ時間で備後落合を出発。先ほどの乗客の殆どが乗り換えました。

 

引き続き芸備線を西に進みます。ここから三次までの列車は1日5本あります!

車内はオールロングシートの0番台でした。

 

 

ここまでもそうでしたが、山が深くなってきまして携帯の電波もなく…。

ローカル線ということで速度制限も多くて、ゆっくりゆっくりと進みます。

 

 

途中、備後庄原あたりから住宅も増えてきて、お客さんも乗ってくるようになりました。

伯備線との分岐点である備中神代とここ備後庄原までの区間芸備線の「赤字区間」だそうで、存続が危ぶまれている路線のひとつです。

自治体との協議もうまくいっていないようですが、確かにこの区間は…と乗りながら思います。

 

 


終点三次に到着。

ここから先、広島までのラストスパートはキハ47の快速みよしライナー

 

 

と思ったら、なんとここからもキハ120でした。

どうやら1本のみキハ120による快速みよしライナーがあるようで、それに当たりました。

 

先ほどのと似ているようでちょっと違うのですが、これが広島支所のカラーリングで、本来の芸備線西区間はこの車両が所定のようです。

 

 

こちらも方向幕を更新したので快速広島表示で走ります。

かっこいいですね〜走っているのを撮りたいところです。

 

 

芸備線 快速みよしライナー 広島行き 5821D

 

車内はそこそこに、空席もある状態で三次を発車。

平日だと学生がめっちゃ乗っているらしいのですが、この日は日曜日だったのでほどほどに。

 


列車は途中駅を軽快に飛ばして走ります。

ローカル線を走るキハ120のイメージとはまた違ってみえます。乗ってて楽しいくらい。

 


こちらは沿線住民も多いエリアのようで、途中駅からどんどんお客さんが乗ってきます。

各駅停車となる下深川から先だと、乗降に時間がかかってしまうほど。

休日おでかけ勢、すごい。

 

 

あっという間に(体感)広島に到着。

いい走りっぷりでした。

 

普段なかなか乗る機会のないキハ120の快速列車に2回も乗れるとは思わず、楽しい旅でした。

 

余談

 

 

広島からの帰りは、また芸備線で三次に戻って…

 

 

福塩線に乗車。またキハ120です。

 

 

府中からは105系にお乗り換え。福塩線乗り鉄して帰りました。

ここも乗り継ぎの良い列車が少ないんですよね。

 

1日にこんなにキハ120に乗ることもまぁないでしょう…。

 

 

 

ということでキハ120の快速列車に乗った話でした。

少し調べた芸備線以外にも、因美線姫新線でも早朝に快速列車があるそうです。

そちらも気になりますね。

 


キハ120の快速列車で巡るローカル線の旅。みなさんもぜひ。

 

 

おまけ

 

 

朝5時前にホテルから新見駅まで移動してる図。

暗かった~

 

ビジネスホテルですが朝4時半ごろから廊下で足音がして…。

これ芸備線乗り鉄か?と思ったんですけど、駅にはそこまで人はおらず。

みんな特急やくも狙いだったんですかね?謎です。

 

おわり。