安全側線だいありー3

いろいろな話をします。

2020年を振り返ろう!今年もいろいろありましたね。

こんばんは。

 

もう2020年も終わりです。

 

こんな年でしたし、何もなかったように思えて

あっという間でした。

 

 

せっかくこういう場があるならと、そんな今年1年を振り返ってみようかなと思います。

 

 

 

 

●1月

 

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毎年恒例、桜井線の臨時増発の撮影からスタート。

今年は引退した105系に代わり、201系が2編成走っていました。

相性が悪くていつも曇るこの場所、最後の最後で晴れてくれました…!

 

 

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富山、宇奈月温泉へ旅行へ。ブリしゃぶめっちゃうま~

雪見風呂をしたり花火を見たり…とても印象深い旅行になりました。

 

 

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3月に休業してしまう加悦SL広場を初訪問。

お隣の兵庫県ですが、なかなか行く機会がなく…。

SL広場ですが、私が気になったのはこの車両でした。

 

 

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2度目の京都鉄博クモル145展示

今回は荷台、運転台を見学できるということで、貴重な機会でした…。

 

 

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京都鉄博から向日町への返却回送も、今回はPF牽引ということで撮影に。

 

 

●2月

 

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SKDモデラーズサミットを開催。

本年は打ち上げ会場に青の交響曲を貸切させていただきました。

この頃から新型コロナウイルスが徐々に流行りつつあり、気を付けながらの開催でした。無事終了出来てよかったです。

次回開催は未定ですが、いつかまたできますように…。

 

 

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アイドルマスターシンデレラガールズ 7thライブ大阪公演が開催。

前述の通り、ウイルスが流行り始めた頃でしたが、今思うとよくぞ無事開催してくれたものです。本当にいい公演でした。

このあと、シャニ2ndから中止になってしまったので、2020年最初で最後のライブイベント参加でした…。

 

 

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東海道新幹線から700系が引退することになり、記念装飾が。

700系なんて、まだまだ新しい新幹線だと思っていたのですが…早いものですね…。

 

 

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名鉄1700系の一部車両が廃車に。

後年製造の一般車との組み合わせがあまりよくなかったようで、1600系としての新造から数えて僅か約20年で引退に。

 

 

●3月

 

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近鉄の鮮魚列車が運用終了。

当たり前のように走っていたアノ列車がついに引退。

鮮魚専用列車から、定期列車への専用車両の連結というスタイルに変更されました。

 

 

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近鉄新名阪特急「ひのとり」が運用開始。

長らく名阪甲特急として活躍したアーバンライナーに代わり、赤色の新型特急順次投入されています。

車内環境が快適で、乗るのが楽しみになる列車です。

 

 

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大阪モノレールに、大阪万博開催から50周年を記念したラッピング編成が登場。

かつての万博会場モノレールを再現した白と青のシンプルなカラーリング。

 

 

●4月

 

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春の行楽シーズン。

近鉄南大阪線では恒例の「さくら号」が運行されましたが、今年は珍しくラビットカー編成が2日連続で運用入り。

この後、通常塗装に戻され、8年間続いた復刻塗装が終了しました…。

 

 

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南海1000系の2両編成を3つ繋いだ6両編成が運転。

走ってると聞いたときは驚きました。ということで撮影に…。

 

 

●5月

 

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近鉄特急ひのとりの投入に伴い、スナックカーこと12200系が廃車になりました。

情報をいただき、初の鉄道車両陸送の撮影へ。

見慣れた車両がこうして運ばれていくのは、何とも言えない気持ちになります…。

 

 

●8月

 

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検査を明けた10033編成が、ダブルデッカー抜きの2両で運用入りしているということで。

見に行きたいけど今はちょっと…ってのが、そろそろよくなったので行きました。

 

 

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夏の増結で9連になっていることもあり、オーシャンアローブームが到来。

行ってみたかった撮影ポイントにも連れて行ってもらいました。

 

 

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飛行機+ホテルのパックがやたら安かったので初の長崎に。

キハ66かっこいい~行って良かった旅行です。

 

 

●9月

 

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近鉄の団体列車「楽」がリニューアル。

黄色いカラーリングから一新、なんともいえない色合いに…。

 

 

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お誘いいただき、キハ66/67の団体列車ツアーに参加。

撮り乗り飲み食い全部楽しんだ旅行でした。

 

 

●10月

 

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高知へ旅行に。

カツオうまかった~!ありがとうGoToトラベル!

 

 

●11月

 

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富山地鉄14760形+175のフォトランに参加させていただきました。

久しぶりに地鉄をフル満喫…!

 

 

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オタクたちと山梨の鐵ノ家に宿泊。

たのしい宿でした。また行きたい。

 

 

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伊豆急8000の歌舞伎ラッピングツアーに参加

往年の姿に想いを馳せて…。

 

 

●12月

 

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奈良の103系が検査出場。

なんと車体ピカピカのグレー床下という姿に…!

個人的には、2020年一番のビックニュースでした。

 

 

 

いろいろあって大変な一年でした。

それもまだまだ続きそう。

 

楽しいことを探して過ごしていますが、それと同じくらい悲しいこと、苦しいこともありました。

 

来年は今年よりも楽しかったらそれでいいです。多くは望みません。

 

 

さて、本年も一年お世話になりました。

 

2021年もぼちぼち更新していけたらなと思います。

よろしくお願いいたします!

 

そして、皆様の2021年も、良いものになりますように!

東武ファンの皆様、8000系発売おめでとうございます。

東武8000系、いいですよね。

 

東武電車といえばこれ!っていう感じがします。

 

実際、私鉄の103系と呼ばれるほど、長期に渡り沢山の両数が製造されたそうです。

 

 

 

 

そんな東武8000系の修繕車が、カトーからNゲージ完成品モデルで発売されるということで、もうみんなすごいソワソワしてました。

 

今までトミーテック(鉄コレ)、グリーンマックスマイクロエースから発売されていたもので、これで大手4社がこぞって製品化したということになります。

 

出来も良さそうで、今後の展開にも期待できます。

 

 

 

私は買ってませんけど…。

 

 

 

 

さて今日はそんな話題に便乗して、東武8000系のお写真などを貼りたいと思います。

 

 

しかし、私の手元にはカトー製品からパッと再現できそうなやつの写真がありません。

 

 

 

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▲唯一手元にある伊勢崎線の8000系の写真

 久喜~太田を走る6両ローカルだったかと思います。

 

 

残りは東上線や支線の写真ばかりなので、まったくもって便乗に失敗しておりますが

よかったら見て行ってください…。

 

 

 

 

遠征してもJR線か、私鉄でも東急か京急ぐらいしか撮ることがなかった私が、行ったことない路線に行ってみようと動き始めた、2009年12月の写真

 

 

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東上線です。

8526編成を先頭にした2+6の10両編成ですね。

関西民からすると10両編成の電車はホント長い、そしてかっこいい。

 

 

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8535編成を先頭にした2+8の編成

被られていますがどちらも急行列車。赤色の種別幕は良いですね。

 

 

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8141編成を先頭にした4+6の編成

 

 

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こちらは同じく8136編成

ですが、後ろを振り返ると

 

 

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原形顔の8112編成でした!

当時まだ情報に乏しい私、まだこの顔が残っていたということに驚きました。

 

 

 

次は2012年12月の写真

川越のポポンデッタに行った帰りに撮った東上線です。

 

 

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8181編成です。

種別・行先はLED化され、ヘッドライトも変更されています。

 

 

 

2013年2月の写真

 

 

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東上線で、都心から一番近い駅撮りの有名ポイントですね。

 

この時初めて行って、その後も何度か訪れていますが、8000系を撮れたのはこの時だけでした。

8185編成+2両の10両編成ですね。

 

 

 

2013年の12月に撮った写真

 

 

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またしても東上線です。8175編成先頭の8+2ですね。

こうストレートでズラーっと10両繋がってる姿を見ると、やっぱ格好いいなと思います。

 

 

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上記編成の折り返しは8506編成先頭に。

こちらは表示幕もヘッドライトもそのまま。

幕車の急行かっこいいぜ~

 

 

東上線を走る8000系を見たのはこれが最後になりました。

 

このときはあまり注目してなかったのですが、今思うともっと撮っておいたらと思いますね…。後悔です…。

 

 

 

ここからは支線を走る短い8000系の写真をサラっと。

 

 

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のd・・・アーバンパークラインを走る8000系です。

今は全編成が6両貫通組成なんですかね?

急行列車もあるので貴重な存在かと思いつつ、ロゴが似合ってないのであまり撮る気にもならず…。

 

 

 

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そういえばこれも東上線でした。

同じ路線ですが、小川町を境に系統分離しているようで、末端区間のローカルは今でも8000系ですね。

 

 

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宇都宮線のやつ。

東武宇都宮にあったポポンデッタに行くときによく乗りましたね!

もう居ないんでしたっけ…?

 

 

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亀戸線の2両編成。下町の支線という雰囲気で良いですよね。

 

2両モノは復刻塗装編成のほうがよく見かけますよね。

ワンマン対応車は前面下部にホーム検知がついているようです。

 

 

 

せっかくの機会ですし、あまり関係ないとわかりつつも、いろいろまとめて貼ってみました。

いいですよね~東武8000系。原形よりこの顔のほうが好きです。

 

 

 

カトーの模型も欲しいですし皆に勧められるのですが…伊勢崎線の編成をあまり知らなくて…。

 

ぼくは東上線がほしいから買わないですね!と言って逃げているのですが…

 

なんか東上線の編成も製品化されるらしいですね…。

 

 

ほしいな…

 

 

 

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おわり。

京都鉄博にクモヤ443形を見に行きました~

こんばんは。

 

記事タイトル通りの内容です。

 

 

 

12月19日から22日までの間、京都鉄道博物館において

443系電車(クモヤ443)が展示されることになり、さっそく見てきました。

 

 

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架線の検測などを目的とした事業車両で、2編成が製造されました。

 

JR東日本所属だった勝田のトップナンバーについてはすでに廃車になっており、現在はJR西日本の京都に第2編成が所属しています。

西日本所属編成は今もバリバリ現役で、西日本区間のほかに四国、九州にも貸し出され、各地で活躍しています。

 

 

先日、このブログにおいても、クモヤ443による加古川線検測の撮影記録を掲載いたしました。

 

anzensokusen.hatenablog.jp

 

 

じっくり眺めたい車両なので、いつか京都鉄博で展示してほしい~と思っていたのが、やっと叶いました。

 

 

展示初日の19日、さっそく見に行くことに。

 

 

 

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いました!(当たり前)

いいですね~ ほんとシブいです。

485系、183系などの特急型車両と同じような顔をしています。

 

 

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やはりパッチワーク塗装が目立ちます…。

派手なカラーリングは、かつての交直流車両標準色からきています。

2段窓が並ぶ側面は急行型車両のよう。

 

 

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「電気検測試験車」の文字がいい感じです。

上下のクリーム色は、帯材をビス止めしている凸モールド表現です。

以前駅で停車中に眺めて知ったのですが、最初見た時は驚きましたね…。

 

 

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側面、妻板側に向かって少し絞っています。これは初めて知りました。

 

 

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別角度より。

全体の車体断面についても特急型車両とは違う形状になっています。

 

 

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前面へ。

連結器は自動連結器と密着連結器の切り替えが出来る双頭連結器が装備されています。

その他にもいろいろあり、全体的に厳つい印象ですね。

 

 

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特急型車両と違い、運転台上に手すりがあるのが特徴です。

車内にもいろいろな機器がありそうです。

 

 

屋根へ。

 

 

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無線アンテナへの配管があったり。このあたりは特急型車両と一緒ですね。

 

 

 

クモヤ442-2の屋根を見てみます。

こちらは信号検測を行う車両なので、屋根には測定機器はありません。

 

 

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パンタ周辺は低屋根構造になっています。

低屋根部分って、平面に見えて実は車体のセンターから雨トイへ向かって少し斜面になっているんですね。って教えてもらいました。

 

 

クモヤ443-2の屋根です。

こちらは架線測定車両なので、屋根には検測機器がいっぱいです。

冷房が無く、クモヤ442から送風しているそうです。

 

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ベンチレーターの撤去跡が見えます。

架線を照らすためのライトがありますが、近年LEDに交換されたようです。

 

 

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架線確認用ドームがあります。

 

 

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さらに測定機器が並び、先頭側には検測用のパンタグラフが載っています。

通常の集電用パンタと違うのがよくわかりますね。

 

 

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●まとめ

 いかがでしたか?

 あまり知識がないので、説明もできませんでしたね。

 気になった方は、各自で調べてみてくださいね!

 

 

さて、

いろいろ撮ったつもりだったのですが、もうちょっとあそこを撮っておいたらよかったな~とか、床下を全然撮ってなかったりとか…。

せっかく行ったのにちょっと後悔です。こんなチャンスつぎいつあるかわかりませんからね…。

 

冒頭にも書きましたが、クモヤ443はいつか展示してほしいなと思っていた車両だったので、今回は良い機会でした。

次はクモヤ145を見たいなぁ…。向日町の片パンの交流アンテナついたやつとか。

 

 

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クモヤ443、いつまで走ってくれるでしょう…。

こんな車両、今の時代に現役で残っているのが奇跡だと思います。

チャンスがあればどんどん記録していきたいですね。

 

 

 

 

余談

 

 

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この日の京都駅には、奈良線ホームに103系NS409編成が留置されていました。

閑散とした夜の駅で103系をじっくり眺めることができました。

 

さながら 京都鉄道博物館 別館 といったところでしょうか…。

 

 

おわりです。

子供のころはプラレールの知識しかないから205系は山手線と東海道線しか走ってないと思ってた

皆さんは205系電車といえば、何色を思い浮かべますか?

 



私はやっぱり山手線ですね!

 


通勤電車といえば!の刷り込みがすごいです。

 


黄緑色の帯が入っているので、いつかは大和路線にもこんな電車が走るんだろうなと思っていたのですが

 


未だに銀色の電車が走る見込みはありません(快速列車や県内完結列車は除く)

 



さて今回は、スカイブルー色の帯が入った

 


京阪神緩行線を走っていた205系のお話



現在は奈良線を走る電車ですが、そのうちトミックスから模型も出ますし
今一度、京阪神緩行線阪和線で活躍していた姿を振り返ってみようと思います。



京阪神緩行線で活躍



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京阪神緩行線で活躍していたころの205系
トミックスから発売される姿です。

201系と共通運用で、西は加古川、東は草津
宝塚線新三田湖西線堅田までの定期運用がありました。

 

4編成のみだったため、ふと遭遇できると少しラッキーな電車でした。


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明石電車区編成表(2004年)
A1編成 Tc205-35+MM'103+T205-69+MM'104+Tc204-35
A2編成 Tc205-36+MM'105+T205-70+MM'106+Tc204-36
A3編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+MM'108+Tc204-37
A4編成 Tc205-38+MM'109+T205-72+MM'110+Tc204-38

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2005年頃より、全面窓左下には編成番号表示のステッカーが貼られています。



●本線⇒阪和線

 

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2005年12月から、201系・205系の置き換え用として321系が順次投入されました。
数の多い201系より先に205系が運用を離脱し、全車両が阪和線日根野電車区)へ転属することになりました。
7両×4本であった組成は、6両×2本と8両×2本に組み替えられました。


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日根野電車区編成表(2007年)
K801編成 Tc205-35+MM'103+T205-69+T205-70+MM'104+Tc204-35
K802編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+T205-72+MM'108+Tc204-37
K601編成 Tc205-36+MM'105+MM'106+Tc204-36
K602編成 Tc205-38+MM'109+MM'110+Tc204-38

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6両編成は103系とともに普通列車に、8両編成は朝と夜のラッシュ時のみ快速列車として使用されていました。


外見上の違いとして、転属のタイミングでスカートが強化型に換装されました。


これにより、スカートにあった車番の表記が消滅。
また、全面窓に貼っていた編成番号ステッカーも剥がされ、一見すると何番なのか判別がしにくくなってしまいました。

 

 

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321系の投入により本線を離れることになった形式のうち、201系は大阪環状線、後に大和路線へと転属しましたが、205系環状線ではなく阪和線へ配置されました。
阪和線には、すでに205系1000番台が4両×5本活躍していたため、乗務員やメンテナンスなどの業務的観点から転属先に選ばれたのではないかと思われます。

オレンジ帯で環状線を走る205系も見たかった気がしますね。


このまま長く使われると思った阪和線での205系0番台ですが、再び異動が。


2010年12月に阪和線に225系が投入されると、直接の置き換えではないものの、阪和線から205系0番台が撤退することになりました。




阪和線⇒再び本線へ



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阪和線での運用終了後、今度は琵琶湖線の京都~草津間で試運転をする姿が目撃されました。(2011年1月)
6両と8両編成に組み替えていた編成も、元の7両編成に戻っています。
青帯、強化スカートで7両編成というのは、この試運転のみで見られた組み合わせでした。


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京都駅で奈良線103系と並ぶ205系。まさか数年後、これが当たり前の光景になるとは…。


毎日のように琵琶湖線で試運転をする205系を見て、てっきり今後は琵琶湖線で走る運用ができるものだと思っていたのですが…。



写真はありませんが、このころに帯を剥がした状態の205系が本線を走る姿が目撃されています。

▼当時の記事

2nd-train.net

 



●カラーリング変更 青帯消滅へ


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2011年3月のダイヤ改正より本線運用が復活。
今度は宮原総合運転所に配属され、尼崎〜高槻・京都間で運用されるようになりました。

 同時に、207系321系と同様のカラーリングに変更されました。



かつて東海道線で活躍したころとは違い、専用の運用を組み、朝時間帯のみ上記区間で運転されました。

同時期、おおさか東線直通快速列車が223系から207系に変更にされたため、その不足する数を補ったものと思われます。


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宮原総合運転所編成表(2011年)
C1編成 Tc205-35+MM'103+T205-69+MM'104+Tc204-35
C2編成 Tc205-36+MM'105+T205-70+MM'106+Tc204-36
C3編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+MM'108+Tc204-37
C4編成 Tc205-38+MM'109+T205-72+MM'110+Tc204-38

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書類上は宮原に配属されていましたが、車体の表記は日根野のまま。
その後順次表記が貼り換えられました。



朝イチの列車が京都行き、その他は全列車が尼崎〜高槻間の普通列車でした。
かつて調査した運用表がありましたので、一応貼っておきます↓

blog.livedoor.jp




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新規で作成した方向幕にはいろいろな行先が入っていたようですが、結局使われず…。


 

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しばらくすると、205系もリニューアル(体質改善)工事が施工されるようになりました。

・行先表示のLED化

・運行番号表示の撤去

・スカートの開口部の削減(強化)

・ベンチレータの撤去

・クーラー交換

・車外スピーカー取り付け

・靴ズリに黄色テープ貼り付け

・内装更新

など、様々な工事が施工されました。


 

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ただし、このときサハ205のみは工事の対象外となっており
更新内容は行先のLED化とクーラー交換、車外スピーカー取り付け程度に留まっています。

 

靴ズリの黄色テープについては貼っている車両とそうでない車両があり、上の写真を見ても手前のサハ205-72はテープ貼り付け無し、奥の71番は黄色いのが確認できます。

 

・黄色テープ貼り付けあり…サハ205-70,71

・黄色テープ貼り付けなし…サハ205-72

※C1編成に組み込みのサハ205-69については、出場試運転(2013/3)時点でサハが抜かれており、体質改善後に運用入りしたのか不明です。



この時点で、サハ以外の6両を長く使うんだろうな…という想定ができました。

 

 

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2013年3月25日には、サハを2両挟んだ8両編成での回送列車が運転されました。
このカラーリングでの8両編成というのは、この時が最初で最後かと思います。

 

2013年3月25日 回送列車編成(宮原→向日町→吹田)
C3編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+T205-72+MM'108+Tc204-37



●再び本線⇒阪和線


 

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2013年3月のダイヤ改正で、東海道線をまた離れることになります。
わずか2年ほどの活躍でした。

前述のとおり更新対象外となったサハ205を抜き、6両編成×4本となり再び阪和線日根野)へ転属しました。

抜かれたサハ205は暫く保管されましたが、その後廃車になっています。
JR西日本における205系、初の廃車となります。


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日根野電車区編成表(2017年)
HI601編成 Tc205-35+MM'103+MM'104+Tc204-35
HI602編成 Tc205-36+MM'105+MM'106+Tc204-36
HI603編成 Tc205-37+MM'107+MM'108+Tc204-37
HI604編成 Tc205-38+MM'109+MM'110+Tc204-38

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阪和線から本線に転属したとき、表記が日根野のまま走っていたということを上に記しましたが、今度も同様に宮原(近ミハ表記のまま、しばらく阪和線を走っていました。

 




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当初は東海道線(2回目)で活躍したときと同じカラーリングだったものの、
2014年には順次スカイブルー帯に変更され、また番台認識用のオレンジ帯2本が入れられました。
この帯は、0番台と1000番台の最高速度が違うことを区別するためのもので、1000番台には貼られていません。

 

 

 

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帯を張り替えても表記は宮原のままということもありました…。

 



2018年3月、225系の追加投入により阪和線普通列車は全て3扉車両に置き換えられ
205系は0番台、1000番台ともに運用を終了しました。

 



阪和線奈良線へ…。

 

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阪和線で運用を終えた205系のうち、1000番台が一足先に奈良電車区に転属し
103系の置き換え用として、2018年3月より奈良線で運用を開始しました。

 

 

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0番台については暫く運用離脱したままだったものの、2018年7月に奈良電車区へ転属。
6両編成だったためモハ2両を抜き、4両編成化されました。
モハは後に廃車となりました。

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奈良電車区編成表(2019年)
NE401編成 Tc205-35+MM'103+Tc204-35
NE402編成 Tc205-36+MM'105+Tc204-36
NE403編成 Tc205-37+MM'107+Tc204-37
NE404編成 Tc205-38+MM'109+Tc204-38

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奈良線103系運用には、1列車のみ奈良発⇒王寺行きという、大和路線を走る運用があります。
205系もこの列車に充当することがありますので、区間は限られるものの、205系による大和路線の定期列車が誕生した瞬間でもありました。

(上画像は1000番台です)

 

 

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そして現在、奈良線には205系0番台が4編成、1000番台が5編成在籍。
まだ残る103系とともに活躍し、今では奈良線の主力車両になりました。
転属の際に期待された帯色は今もなお阪和線の青色のままです。残念。

 

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近年、検査出場した一部の編成は、床下がグレー色になっています。
開口部の少ないスカートですので、とても目立ちます。





かつては、たま〜に東海道本線で見かける程度だった車両。

阪和線という安住の地に来たかと思えば、まさかの再び本線へ。

青い帯色から派手なカラーリングとなり、体質改善も施工され…

また阪和線に舞い戻り、青帯が復活したかと思えば、

短くなって奈良線の主力車両に。




10年ちょっとの間に、あっちへこっちへと動かされた車両でした。

当時は、面白いことするなぁという程度に観察しておりましたが、今こうやって見返すとなかなか波乱万丈なのでは…。



しかしまだ終わったわけではありませんもんね。

奈良から先、また次の地があるかもしれません。



今後も目が離せない車両です!



 

 

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帯色うぐいすにして♡

富山地鉄7000形の鉄コレが出ましたね。

こんばんは。

 


すっかり寒くなりました。


北陸や東北の一部、北海道は平地部でも雪が積もっているようですね…。

 

 



さて今日は、トミーテック鉄道コレクション



富山地方鉄道 軌道線 7000形



が発売された件についてのちょっとしたお話

 



あまり詳しいわけでもないので、本当にちょっとした話です。

 

 

 


実車について触れますと


富山地鉄の軌道線、市内電車の名で親しまれる路面電車を走る古い車両です。

1957年より22両が製造されましたが、路線縮小や新車への置き換えにより廃車が進み、現在は10両が活躍しています。


 

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車両による仕様がさまざまで、アイボリー色に緑と赤帯が入った新塗装車や、旧標準色を維持した車両(7018号)、路面電車らしく広告ラッピング車も存在します。


7022号は、軌道線の100周年を記念して水戸岡鋭治によるデザインで改造、「レトロ電車」の名で活躍しています。



 

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一部の車両には屋根上に電照式の看板が取り付けられているのも特徴です。

 





さて今回発売された製品は2つ


・7018号車 旧塗装

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・7022号車 レトロ電車

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以上の2両です。


金型は同じで、色違いのものになります。



前述のように、これらの車両は現在1両づつしか存在していない特徴車です。

同じような塗り分けですが、一方は旧塗装を維持し続ける貴重な1両、もう一方はデザイナー監修のもと観光列車となった1両です。


 

 

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一緒に並べて比べてみると面白いかと思います。


近年の鉄コレに準じた良い出来で、そのままでも充分格好良いモデルです!

 

 



が、更に手を加えて実車に近付けたくなるのがオタク

 


実車と製品を見比べると、いろいろと異なる点が見つかりました。

 

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①前面ライト横の蓋の再現(ミュージックホーンらしいです)

②乗車扉上の照明カバー(?)の有無(7018号のみ)

③降車扉上の雨トイの強化

④電照看板撤去跡の台座

⑤避雷器の有無(7018号のみ)


車両による個体差があるので、今後の製品展開も考慮した、いわば「どの車両にもあてはまらない姿」がプロトタイプになっているのかな…と勝手に推測します。

後年の改造で取り付けられたものや、車両によって有ったり無かったりするものについては、その姿で作ってしまうと今後の展開に影響が出ますからね、難しいです。

 


再現できそうなところは追って加工してみたいですね。


 

 


で、これって塗り替えたら他の車両作れるのかな…?と気になってしまいまして

 


さらに少し調べてみました。

 



上記にない個体差でいうと、客ドアにも違いがあります。

 

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鉄コレ製品は、窓下に凹みのある「プレスドア」(右)車両が再現されていますが、一部の車両にはそうでない扉(左)が取り付けられています。

 



 

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また、雨トイの強化については7012号が未施工となっています。



 

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通常色の車両と旧塗装の7018号には、車体にいくつかの広告が掲示されています。
これらの車両には車体に広告掲示用の枠があるので、全面ラッピング施工はされないようです。

広告ラッピング車は屋根上の電照看板がない
車体広告枠取付車は屋根上に電照看板がある

というのが定位のようです。

 

 

 

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例外として、7016号のみ車体の一部に広告枠があるうえで、ラッピングも施されています。



 

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7016号を除く広告ラッピングの対象車両は、車体に広告枠がありません。
全面ラッピングが施工されていない期間ですと、一切広告のないすっきりとした通常色を見ることができます。


 

 

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7023号も例外で、車体の広告枠がなく車体はすっきりしているのに対し、屋根には電照看板が載っています。

ラッピング対象ではないようで、長らく通常塗装のまま走っています。







以下、個人的な備忘メモです。

 

 

 

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7012号…広告車、雨トイ強化なし、避雷器なし

 

 

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7015号…広告車、雨トイ強化あり、避雷器なし

 

 

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7016号…広告車、雨トイ強化あり、避雷器あり、車体広告枠あり(一部)

 

 

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7017号…通常色、雨トイ強化あり、避雷器不明、電照看板あり、車体広告枠あり、ビール列車看板掲示金具あり

 

 

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7018号…旧塗装、雨トイ強化あり、避雷器あり、電照看板撤去、車体広告枠あり、プレスドア

 

 

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7019号…広告車、雨トイ強化あり、避雷器なし、電照看板撤去、プレスドア

 

 

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7020号…通常色、雨トイ強化あり、避雷器不明、電照看板あり、車体広告枠あり、プレスドア

 

 

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7021号…通常色、雨トイ強化あり、避雷器不明、電照看板あり、車体広告枠あり

 

 

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7022号…レトロ、雨トイ強化あり、避雷器なし、電照看板あり、プレスドア

 

 

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7023号…通常色、雨トイ強化あり、避雷器なし、電照看板あり、プレスドア


電照看板が取り付けられている車両は、避雷器の有無をなかなか確認できません…。


広告車と記載しているものでも、時期によっては広告が無く通常色になっている時期もあろうかと思います。


まだ把握しきれていない個体差もあると思います。難しい車両です…。

 

 


あ!軽く触れるつもりが、長い記事になってしまいました!

 


(誤りが判明しましたら、随時加筆していきます。)

 

 

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伊豆急8000系 歌舞伎ラッピングイベントに参加した話

前回記事で予告しました、伊豆急8000系の歌舞伎ラッピングイベントに参加したときのことを書きたいと思います。

 

 



伊豆急行には現在主力車両として、かつて東急東横線で走っていた8000系が活躍しています。

 


この8000系は伊豆急行において水色のカラーラッピングが施されているのですが、そのラッピングの無い状態、つまり銀色一色にした車両を用意し、定期列車またイベント列車として運転しています。

 

 

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▲通常の伊豆急8000系電車

 


2019年11月に「無ラッピング列車」として運行を開始。
そのときに行われた第1弾イベントにも参加させていただきました

 

 

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▲2019年11月30日に行われたイベントでの様子

 


そのときのイベントのレポートもそのうち上げたいですね。

 


その後、2020年2月には前面に赤帯を貼り付けたイベントを開催。
こちらは先約があったため残念ながら参加できませんでした。

 

 

そして今回は第3弾イベントとして、東横線末期のカラーリングである歌舞伎ラッピングが施されることになりました。

 


前置きが長くなってしまいました。

 

 

 


イベントの正式タイトルは

 


伊豆急8000系歌舞伎ラッピング列車で行く なつかしの東急8000系を堪能する旅!」

です。

 


今回は2020年11月22日と27日の2回開催で、その間の日には伊豆急下田駅に同編成を留置し、単独の撮影会も実施されました。

 

 


私が参加したのは2回目の11月27日開催。
ということで先に22日開催の様子がSNSで流れてくるわけですが

 

 


(あれ…?歌舞伎ラッピングが前面だけしか貼られてないぞ…)

(側面の赤帯は…?)

(行先表示や運行番号の再現もしてない…)

 


どうやら、そういう仕様のようです。



わりとガッカリなのですが、1週間あったので気持ちを切り替えました。

 

 




開催日当日。(11月29日)

 

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一緒に参加する友人たちと伊東のホテルに宿泊し、出発

 


集合場所である伊豆高原駅へと向かいました。

 

 


受付を済ませ、時間があったので車庫のほうへ歩き、保存?されているクモハ103を見に行くことに。

 

 

 

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いました。雨ざらしなので少し傷みが目立ってきました…。


実はこの車両が引退するときのイベントにも参加しておりまして、Nゲージ車両を作ったりと少し思い入れのある車両です。

 


今は伊豆高原駅の端っこに置かれています。
本線と繋がる線路も切断され、このままのようです。

 

 



ところで伊豆高原駅には、イベントに使用する車両であるTA-7編成の姿がありません。
イベント受付時に貰った当日の行路表を確認すると、どうやらイベント出発時刻に合わせて伊豆急下田駅から回送してくるようです。


てっきり前日もしくは朝にでも回送されているものだと思っておりましたので、驚きです。

 



時間になりましたので、みんな一緒に伊豆高原駅の改札を入ります。

 


団体列車の発車ホームを確認し、各々入線シーンを撮影すべく散りました。

 


私は上から狙いたくて駅の跨線橋で待機。

 

 

 

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伊豆急下田からの回送列車がやってきました。


3両編成であること、スカートがついていること、側面帯がないことをなるべく目立たせないようにするにはこれがいいかな?ということで。
左には185系が映ってしまいましたが…、現役時代っぽい雰囲気になりましたでしょうか。

 

 

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上から撮りたかった理由はもう一つ。
この編成を鉄道模型で作るにあたり、屋根をこの目で見ておきたかったため。
伊東方の8017号には、現在の無線アンテナに伸びる配管と、東急時代に撤去された無線アンテナの跡があるためです。


ばっちり確認できました。

 

 

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ホームに降りて伊東方の前面を。


細部は異なりますが、あの日見た8000系歌舞伎塗装そのものです!感動…。

 

 


▼あの日のことを書いた前回記事

 

anzensokusen.hatenablog.jp




たまたまでしょうが、今回の無ラッピング編成⇒歌舞伎カラーに抜擢されたTA-7編成の伊東方先頭車は、東横線で最後まで活躍した8000系と同じ番号である8017号でした。

 


ライト周りをアップで見てみます。

 

 

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今回の伊豆急ラッピングイベントの写真。

 

 

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こちらは2007年に東横線多摩川駅で撮った写真。


少し帯の太さが違う…?らしいですが、全然気になりません。
これ以上は粗探しというものですね。



団体列車に乗車します。

 

 

 

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車内には東急時代の8000系の様々な写真たちが。

 


電車は上り列車となり、南伊東駅へ向かいます。

 


あと1駅いけば伊豆急行線最北端の伊東駅ですが、JR管轄の駅ということもあるのでこのような団体列車が入線するのは難しいんでしょうかね。

 

 

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停車時間のある駅ではドアを開けてくれて、交換シーンを外から見ることができました。
E257の踊り子、初めて見ました。なんでこんな色なんでしょうね。

 


お腹がすいたので配られたお弁当を食べます。

 

 

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特製の懸け紙。

 

 

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中身。ちょうどいいボリュームでした。おいしかった。

※乱雑に扱ったので米が端に寄っています。申し訳ありません。

 


お弁当を食べている間に南伊東を出発し、今度は下り列車として走ります。


ところで、私たちが乗車した車両は下田方の先頭車、8152号だったのですが
この車両、伊豆急8000系唯一の「種車東急8500系」の車両なのです。


もともとは東急から伊豆急行への転属改造をするにあたり、試験的に改造された車両だそうで、そのまま伊豆急へ転属して活躍する唯一の存在なんだそう。
見た目は8000系と大差ないですね。(細かい点は違いますけど省略)


なので、いま乗っている車両は実質東急8500系


目を瞑ればそこはもう東急田園都市線…。

 

 


あ…俺いま田園都市線の車内で弁当食ってる…。

 

 


謎の背徳感を味わいました。


 


さて南伊東からのこの列車、実は臨時の特急踊り子号の時刻だそう。


特急のスジに8000系を走らせるって、もしかして楽しいのでは…と思ったのですが、途中駅での行き違い待ちが多く、いつもの普通列車とあまり変わらないなという印象。
なにもない駅はもちろん通過でしたが。

 

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河津駅に到着。


ここで一旦全員降車、後続の踊り子号もしくはサフィール踊り子号に乗車します。
私たちは事前の申し込み時点で、踊り子号乗車コースにしておりました。
10分だけですが、もうすぐ引退の185系に乗車…。


このあと伊豆急下田の留置線で撮影会があるのですが、どうやら本線から留置線へ直接入れるために全員降車になったのかな…?と。

 

 

 

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伊豆急下田に着きました。

 


さっそく指定通路から線路に降りて撮影会です。
下田方の先頭8152号、つまり元8500系の先頭化改造車を撮ることになるのですが…。

 

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なんともいえない顔。


先頭改造で最低限のパーツのみ付けた結果、標識灯や前面の段差がない寂しいお顔に。

 

 

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他の踊り子号使用車両たちとの並び。サフィールはいつもと停止位置を変えて顔が並ぶようにしているそう。
撮影会ならではですね。

 

 

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ちょうど1年前の無ラッピング列車イベント第1弾での撮影会の写真。


185系がまだ走っている一方、平成生まれの形式2つが消えてしまいました…。

 

 



撮影会の後半では行先表示の切替も。

 

 

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定期設定のない快速列車の伊豆急下田行き。

東急時代の行先表示の再現がない~~ぴえん。と言いましたが、こういったことをしていただけるなら、これはこれで…。

 

 

 




撮影会のあとは自由時間ということで、各自観光などへ。

 

 


しかし私は8000系を見に来たのですから、今日は観光などしている場合じゃありません。

 

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留置線にいた185系が出発し、8000系がよく見えるように。

編成として見ると、やはり側面帯の再現がないのが悲しい…。

 

 

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いい光線でも…。

 


暫くして再び駅構内へ。

 

 

 

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ここでも、側面が目立たないよう、現役っぽく見えるようと意識して撮影してみます。

 



列車は伊豆急下田を発車し、伊豆高原へ向かいます。


今度は「伊豆クレイル」の時刻だそう。
しかし観光列車という割合が強いので、行き違い待ちも多かったです。

 

 

 

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185系踊り子号との離合。

 

 

 

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次に来るときにはもう居ないかもしれません…。


夕暮れの海岸線を走り伊豆高原へ到着。
イベントは終了、解散となりました。

 

 

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ここでようやく伊豆急カラーと歌舞伎カラー、8000系同士の共演が。

 


歌舞伎ラッピングはこのあとすぐに撤去され、数日後には銀色一色で伊豆を走る姿があったとか…。


 



こんな情勢の中、イベントを開催してくださった伊豆急行さまには感謝です。


不満がないといえば嘘になりますが、少し夢を見れた気分です。


またやってほしいですね。今度は是非ともレベルアップして。

 



イベント関係者の皆様、ご参加の皆様


お疲れ様でした&ありがとうございました。


またいきます!

 

 

 

 

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おわり。

東急電車を撮りたくて初めて一人で遠征したときの話

「あの電車撮りたいな~遠征しようかな~」

 

 

ってことありますよね?

 

 

(あるある~!)

 

 

これは、私がそうなる一番最初のお話…。

 

 

 

 

関西在住の電車おたくとして、関東の鉄道は未知の世界

 

 

そんな私がまず興味を持ったのが東急電車でした。

 

 

 

なぜ東急電車なのか?というのは2点

 

PS2のゲーム「トレインシミュレータ 東京急行編」をめっちゃやった

スーパーベルズの「中華特急みなとみらい」をめっちゃ聴いた

 

という2点です。

 

 

前者は桜木町時代、後者はみなとみらい線開業後のものですね。

 

 

また、当時の新車、新5000系列が出だしたころ。

 

この5000系ってのが当時の私に刺さるカッコイイデザインでして…。

関西にはこのセンスは無いよなぁと思っていました。

 

 

そして東横線を走る8000系歌舞伎カラー編成の存在

これがまた元の顔と斬新なカラーリングが相まって格好良いなと…

 

 

一度見てみたいな…と思ったタイミングで

どうやら8000系がもうすぐ引退する…ということを知り

これは見にいかないと!と思い立って、初めての一人撮り鉄旅行をすることに…。

 

 

 

 

前置きが長くなってしまいました、ここまで画像も一切なし

しんどいですね。

 

 

 

それではお待たせしました。東急電車の画像です。

 

 

 

 

 

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まだ学生でしたので、身分相応に青春18きっぷで大阪から関東へ。

そして強い味方のムーンライトながら号です。

 

今回は、夏休み期間ということもあり臨時のムーンライトながら号に乗りました。

183系だか189系で運転されていました。懐かしいですね。

 

途中の静岡では、定期のムーンライトながら号である373系に追い越されます。

そのシーンが上の写真です。

 

今でこそ臨時快速列車のムーンライトながら号ですが、当時は373系で毎日運転、多客期は臨時設定があり2本運転されていました。

臨時のほうが停車駅が少なくて早かったんですよね。

 

 

 

 

そんな話はどうでもよくて

 

 

 

東急電車ですよ

 

 

 

 

 

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4時55分に横浜駅に到着。夏なので少し明るいですね。

 

かっこいいですねぇ~。373系と今の185系と乗ってますけど、これが一番良かった気がしますね。

373系はデッキがなくて冬の駅停車中は寒いし、185系は窓が開閉式なのでガタガタいうし冬は寒い…。

 

 

 

 

言い忘れましたが、これは2007年8月の出来事です。

 

 

 

さっそく東急東横線横浜駅へ。

 

 

 

私と東急電車の初めての遭遇です。

 

 

 

まだ早いしどうしようかな~と思いつつ、妙蓮寺駅へ。

 

 

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さっそく5050系がきました!

かっこいい!!これ!これが見たかったんですよ!!

今では当たり前の顔なので何とも思わんですが、当時はこれすきでした。

 

 

このままここで撮ればいいのに、何故か移動しています(記憶なし)

 

 

 

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綱島駅へ。

今はホームが10両対応になってちょっと変わってるんでしたっけ。

もう見れなくなってしまった東横線9000系、まとまっていて良いデザインですよね。

 

 

 

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そしてお目当ての8000系!

8017編成ですね。この編成が東横線で最後まで活躍した8000系になりました。

 

 

 

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振り返ると5050系が。

見たかった電車同士の並びということで、このあたりがもうピーク。

 

 

 

折り返しを撮るべく移動。

 

 

 

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東白楽駅にて。

みなとみらい線開業時に地下へ埋め込まれた区間から一気に高架へ上がってくるシーンが見れる場所

 

 

 

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朝の光線を浴びる車体

赤帯が良いですね。

 

 

 

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Y500系も綺麗なカラーリングで好きです。

 

このまま暫くここで撮影し、

 

 

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帰ってくるタイミングを見計らって反対のホームで撮影。

高低差が面白いですね。

 

 

 

東横線の定番撮影地、多摩川駅へ移動。

 

 

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また帰ってきました。

もう全部撮る。これ見に来たんだから。

 

 

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ここで当時活躍していたもう1本の編成、8019編成が登場。

朝入庫らしく、武蔵小杉行きでした。

 

 

側面に光が当たらない時間帯ですが、検索したら出てくる撮影地だったので、ぜひここで撮りたい!と思っていました。

 

 

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8017編成も武蔵小杉行きで入庫…ですが、被られてしまいました。

複々線区間ですもんね。8019編成が被られずに済んでよかったです。

 

 

今見返すと、どれもなんとも言えない写真ですが、まずは撮っておいてよかったなと思います。

 

 

 

訪問した2007年8月は、もう8039編成が銀一色で記念イベントを行った後で、東横線を走る8000系は歌舞伎カラーの8017と8019の2編成のみでした。

そののち12月・1月にはそれぞれの編成が引退、東横線の8000系は消滅となりました…。

 

 

 

 

東横線撮影のあとは知人と合流して田園都市線世田谷線大井町線と、ほかの路線を案内してもらい一日東急三昧でした。

 

見るものどれも新鮮で楽しかったなぁ…。

 

 

 

次の日はJR各線を巡り、質より量でいろいろと記録

 

 

そして遠征3日目には、何故かわざわざ千葉県まで行って「山万」に乗っているのです…。

 

 

初めての一人遠征で「山万」を選ぶチョイス……謎…。

 

 

 

そのあたりの話も、また機会があれば。

 

 

 

ということで、東急8000系の歌舞伎色が好きなんですよ。というお話でした。

 

 

次回、伊豆急8000系歌舞伎カラーイベントに参加した話

 

 

おたのしみに!