安全側線だいありー3

中身のない話をします。

子供のころはプラレールの知識しかないから205系は山手線と東海道線しか走ってないと思ってた

皆さんは205系電車といえば、何色を思い浮かべますか?

 



私はやっぱり山手線ですね!

 


通勤電車といえば!の刷り込みがすごいです。

 


黄緑色の帯が入っているので、いつかは大和路線にもこんな電車が走るんだろうなと思っていたのですが

 


未だに銀色の電車が走る見込みはありません(快速列車や県内完結列車は除く)

 



さて今回は、スカイブルー色の帯が入った

 


京阪神緩行線を走っていた205系のお話



現在は奈良線を走る電車ですが、そのうちトミックスから模型も出ますし
今一度、京阪神緩行線阪和線で活躍していた姿を振り返ってみようと思います。



京阪神緩行線で活躍



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京阪神緩行線で活躍していたころの205系
トミックスから発売される姿です。

201系と共通運用で、西は加古川、東は草津
宝塚線新三田湖西線堅田までの定期運用がありました。

 

4編成のみだったため、ふと遭遇できると少しラッキーな電車でした。


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明石電車区編成表(2004年)
A1編成 Tc205-35+MM'103+T205-69+MM'104+Tc204-35
A2編成 Tc205-36+MM'105+T205-70+MM'106+Tc204-36
A3編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+MM'108+Tc204-37
A4編成 Tc205-38+MM'109+T205-72+MM'110+Tc204-38

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2005年頃より、全面窓左下には編成番号表示のステッカーが貼られています。



●本線⇒阪和線

 

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2005年12月から、201系・205系の置き換え用として321系が順次投入されました。
数の多い201系より先に205系が運用を離脱し、全車両が阪和線日根野電車区)へ転属することになりました。
7両×4本であった組成は、6両×2本と8両×2本に組み替えられました。


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日根野電車区編成表(2007年)
K801編成 Tc205-35+MM'103+T205-69+T205-70+MM'104+Tc204-35
K802編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+T205-72+MM'108+Tc204-37
K601編成 Tc205-36+MM'105+MM'106+Tc204-36
K602編成 Tc205-38+MM'109+MM'110+Tc204-38

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6両編成は103系とともに普通列車に、8両編成は朝と夜のラッシュ時のみ快速列車として使用されていました。


外見上の違いとして、転属のタイミングでスカートが強化型に換装されました。


これにより、スカートにあった車番の表記が消滅。
また、全面窓に貼っていた編成番号ステッカーも剥がされ、一見すると何番なのか判別がしにくくなってしまいました。

 

 

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321系の投入により本線を離れることになった形式のうち、201系は大阪環状線、後に大和路線へと転属しましたが、205系環状線ではなく阪和線へ配置されました。
阪和線には、すでに205系1000番台が4両×5本活躍していたため、乗務員やメンテナンスなどの業務的観点から転属先に選ばれたのではないかと思われます。

オレンジ帯で環状線を走る205系も見たかった気がしますね。


このまま長く使われると思った阪和線での205系0番台ですが、再び異動が。


2010年12月に阪和線に225系が投入されると、直接の置き換えではないものの、阪和線から205系0番台が撤退することになりました。




阪和線⇒再び本線へ



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阪和線での運用終了後、今度は琵琶湖線の京都~草津間で試運転をする姿が目撃されました。(2011年1月)
6両と8両編成に組み替えていた編成も、元の7両編成に戻っています。
青帯、強化スカートで7両編成というのは、この試運転のみで見られた組み合わせでした。


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京都駅で奈良線103系と並ぶ205系。まさか数年後、これが当たり前の光景になるとは…。


毎日のように琵琶湖線で試運転をする205系を見て、てっきり今後は琵琶湖線で走る運用ができるものだと思っていたのですが…。



写真はありませんが、このころに帯を剥がした状態の205系が本線を走る姿が目撃されています。

▼当時の記事

2nd-train.net

 



●カラーリング変更 青帯消滅へ


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2011年3月のダイヤ改正より本線運用が復活。
今度は宮原総合運転所に配属され、尼崎〜高槻・京都間で運用されるようになりました。

 同時に、207系321系と同様のカラーリングに変更されました。



かつて東海道線で活躍したころとは違い、専用の運用を組み、朝時間帯のみ上記区間で運転されました。

同時期、おおさか東線直通快速列車が223系から207系に変更にされたため、その不足する数を補ったものと思われます。


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宮原総合運転所編成表(2011年)
C1編成 Tc205-35+MM'103+T205-69+MM'104+Tc204-35
C2編成 Tc205-36+MM'105+T205-70+MM'106+Tc204-36
C3編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+MM'108+Tc204-37
C4編成 Tc205-38+MM'109+T205-72+MM'110+Tc204-38

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書類上は宮原に配属されていましたが、車体の表記は日根野のまま。
その後順次表記が貼り換えられました。



朝イチの列車が京都行き、その他は全列車が尼崎〜高槻間の普通列車でした。
かつて調査した運用表がありましたので、一応貼っておきます↓

blog.livedoor.jp




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新規で作成した方向幕にはいろいろな行先が入っていたようですが、結局使われず…。


 

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しばらくすると、205系もリニューアル(体質改善)工事が施工されるようになりました。

・行先表示のLED化

・運行番号表示の撤去

・スカートの開口部の削減(強化)

・ベンチレータの撤去

・クーラー交換

・車外スピーカー取り付け

・靴ズリに黄色テープ貼り付け

・内装更新

など、様々な工事が施工されました。


 

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ただし、このときサハ205のみは工事の対象外となっており
更新内容は行先のLED化とクーラー交換、車外スピーカー取り付け程度に留まっています。

 

靴ズリの黄色テープについては貼っている車両とそうでない車両があり、上の写真を見ても手前のサハ205-72はテープ貼り付け無し、奥の71番は黄色いのが確認できます。

 

・黄色テープ貼り付けあり…サハ205-70,71

・黄色テープ貼り付けなし…サハ205-72

※C1編成に組み込みのサハ205-69については、出場試運転(2013/3)時点でサハが抜かれており、体質改善後に運用入りしたのか不明です。



この時点で、サハ以外の6両を長く使うんだろうな…という想定ができました。

 

 

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2013年3月25日には、サハを2両挟んだ8両編成での回送列車が運転されました。
このカラーリングでの8両編成というのは、この時が最初で最後かと思います。

 

2013年3月25日 回送列車編成(宮原→向日町→吹田)
C3編成 Tc205-37+MM'107+T205-71+T205-72+MM'108+Tc204-37



●再び本線⇒阪和線


 

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2013年3月のダイヤ改正で、東海道線をまた離れることになります。
わずか2年ほどの活躍でした。

前述のとおり更新対象外となったサハ205を抜き、6両編成×4本となり再び阪和線日根野)へ転属しました。

抜かれたサハ205は暫く保管されましたが、その後廃車になっています。
JR西日本における205系、初の廃車となります。


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日根野電車区編成表(2017年)
HI601編成 Tc205-35+MM'103+MM'104+Tc204-35
HI602編成 Tc205-36+MM'105+MM'106+Tc204-36
HI603編成 Tc205-37+MM'107+MM'108+Tc204-37
HI604編成 Tc205-38+MM'109+MM'110+Tc204-38

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阪和線から本線に転属したとき、表記が日根野のまま走っていたということを上に記しましたが、今度も同様に宮原(近ミハ表記のまま、しばらく阪和線を走っていました。

 




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当初は東海道線(2回目)で活躍したときと同じカラーリングだったものの、
2014年には順次スカイブルー帯に変更され、また番台認識用のオレンジ帯2本が入れられました。
この帯は、0番台と1000番台の最高速度が違うことを区別するためのもので、1000番台には貼られていません。

 

 

 

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帯を張り替えても表記は宮原のままということもありました…。

 



2018年3月、225系の追加投入により阪和線普通列車は全て3扉車両に置き換えられ
205系は0番台、1000番台ともに運用を終了しました。

 



阪和線奈良線へ…。

 

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阪和線で運用を終えた205系のうち、1000番台が一足先に奈良電車区に転属し
103系の置き換え用として、2018年3月より奈良線で運用を開始しました。

 

 

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0番台については暫く運用離脱したままだったものの、2018年7月に奈良電車区へ転属。
6両編成だったためモハ2両を抜き、4両編成化されました。
モハは後に廃車となりました。

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奈良電車区編成表(2019年)
NE401編成 Tc205-35+MM'103+Tc204-35
NE402編成 Tc205-36+MM'105+Tc204-36
NE403編成 Tc205-37+MM'107+Tc204-37
NE404編成 Tc205-38+MM'109+Tc204-38

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奈良線103系運用には、1列車のみ奈良発⇒王寺行きという、大和路線を走る運用があります。
205系もこの列車に充当することがありますので、区間は限られるものの、205系による大和路線の定期列車が誕生した瞬間でもありました。

(上画像は1000番台です)

 

 

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そして現在、奈良線には205系0番台が4編成、1000番台が5編成在籍。
まだ残る103系とともに活躍し、今では奈良線の主力車両になりました。
転属の際に期待された帯色は今もなお阪和線の青色のままです。残念。

 

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近年、検査出場した一部の編成は、床下がグレー色になっています。
開口部の少ないスカートですので、とても目立ちます。





かつては、たま〜に東海道本線で見かける程度だった車両。

阪和線という安住の地に来たかと思えば、まさかの再び本線へ。

青い帯色から派手なカラーリングとなり、体質改善も施工され…

また阪和線に舞い戻り、青帯が復活したかと思えば、

短くなって奈良線の主力車両に。




10年ちょっとの間に、あっちへこっちへと動かされた車両でした。

当時は、面白いことするなぁという程度に観察しておりましたが、今こうやって見返すとなかなか波乱万丈なのでは…。



しかしまだ終わったわけではありませんもんね。

奈良から先、また次の地があるかもしれません。



今後も目が離せない車両です!



 

 

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帯色うぐいすにして♡