安全側線だいありー3

いろいろな話をします。

おい!ついにさくらライナーのNゲージ完成品が出るぞ!!!やったーーー!!!!

こんにちは。

 



表題の通りの記事になります。

 




さて本日、鉄道模型売店「ポポンデッタ」より、自社ブランド製品でのNゲージ完成品車両

 



近鉄26000系「さくらライナー

 

 


の製品化が発表されました。




わーい!とてもうれしいです!!!



生まれてからずっと近鉄南大阪線沿線に住んでますから、ずっと欲しかった車両の一つでした。


金属キットの存在は知っていましたが、かつては手が出せるようなものではなく…今はもう売ってないし…。

 


Bトレの顔+アーバンライナーの車体とかも考えましたが、実現には至らず。

 


いやー、嬉しい限りです。




さて、ポポンデッタの車両製品といいますと、不良だらけでリコールになった貨車、だいぶ前に発表したのにいつまでも出ない車両、発売ペースは遅いのに予定発表のペースだけは早い…と、あまり評判がよくありません。


しかし、いざ発売となれば製品の出来はそんなに悪くないんじゃないかというのが個人的な感想です。


他の大手メーカーと同じ車両で競合してしまうと、見劣りする部分もあるかと思いますが、致命的なエラーがない限りは選択肢として十分にあると思います。


305系や相鉄20000系なんかは、いい出来じゃないでしょうか(持ってないですけど)


大手メーカーから出るとわかった時点で切り捨てられる方がいますが、こってり目の作風が好きで、あえてこちらを選ばれる方もいらっしゃるようです。





で、とりあえず発表された以上は、他のメーカーに被せられたり、メーカー自体が無くなっちゃったりしない限り、待てば出るのかなと思いますので、気長に待ちたいと思います。

 


せっかくですので、手元にある写真を使って遊び方を考えていきたいなと思います。

 


製品は3種類が予告されています。


登場時仕様 4両セット

現行仕様(白色ライト)4両セット

未更新+リニューアル車 8両セット


緑色の帯が入った登場時仕様・未更新車と、ピンク色の帯に変更された現行のリニューアル車の両方を発売してくれるようです。

 

 

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▲未更新車(登場時とほぼ同じはず…)


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▲リニューアル車


両者は単なる塗り替えではなく、塗装の変更はもちろんのこと、車体側スカートの撤去、客扉の増設、喫煙ルームの設置、2号車客扉のプラグドア化、3号車のDX車両化など、外観上でも変化が見られます。

ちゃんと再現してくれるとのことです。

 

26000系は4両が2編成、計8両が在籍しており、平日朝にはその2編成を繋いだ8両編成の列車も見ることができます。


製品構成は上記の通りですが、それぞれに含まれる車両の時代設定、仕様、車番が違うため、全部買えば様々な姿で楽しめます。

未更新車同士、リニューアル車同士でも車番が被らず重連が組めます。

 

素晴らしいですね!全部買おう!


 

 

 


はい、写真コーナーです。



 

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未更新時代の4両編成。

私が一番慣れ親しんだあの頃の姿です。

たまに回送列車が今川駅にいるじゃないですか、あれでさくらライナーが停まってるとこに遭遇するとめっちゃ嬉しかった記憶。

 

 

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平日の朝ラッシュに見れる8両編成です。

吉野から来た列車が橿原神宮前で増結して8両になるのですが、この運用の存在を初めて知ったときは驚きました。

 

 

 

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流線形の先頭同士が繋がる姿がなかなか印象的です。

 
余談ですが

家の近くから遠くのほうに近鉄南大阪線の高架が見えるのですが、中学の頃ちょうど登校時間にこれが通過する時間で、遠くのほうを走る姿を毎日眺めていました(オタク)


8両編成の列車は上りのみで、阿部野橋到着後にホームで切り離し作業をします。

1本は折り返しの特急に、もう1本は天美の車庫へ回送されます。


 

 

2010年5月、古くなった16000系の置き換え用として、新型車両16600系が投入されることになりました。

 

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営業運転前には入念な試運転が行われましたが、なんと26000系と連結して運転された日がありました。

これ以降の実績は無く、この日の試運転のみでしたが、模型で再現するのも面白そうです。

 

 

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2010年8月1日、毎年恒例のPL花火芸術への輸送列車として、26000系による富田林行きの臨時特急が運転されました!

運転台にはラミネートヘッドマークが掲出されています。

豪華に8両編成でしたが、車内はガラガラだったような…?

普段は朝の上り列車でしか見れない8両が、午後の下り列車で運転された貴重な姿でした。


 

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その少し前には、事前に入線試運転もありました。

言わないとわからないですが、長野線の喜志駅付近で撮っています。



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電動貨車に挟まれ、仮台車を装着し工場へ回送される姿。

南大阪線の車両は、検査に際にはこうして大阪線の五位堂にある工場へと運ばれます。

 

このときはリニューアル工事のために五位堂の先、高安まで回送されました。

河内国分にて撮影。

 

 

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そして、リニューアル工事を終えて五位堂へ回送される際の写真です。

高安出場の時点では、まだピンク色のグラデーション帯は貼られていませんでした。

 

 

 

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五位堂での仕上げを終えて南大阪線へ帰ってきました。

 

 

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第1編成がリニューアル工事を完了し運用に復帰してから、第2編成が工事のため運用離脱するまでの間、朝の8両編成は未更新車とリニューアル車の混結運転になりました。

今回製品化される8両セットはこの姿が再現できることになります。

 

手元の画像も、検索して出てくる画像も、吉野方にリニューアル車・阿部野方に未更新車という組成ばかりですので、運用が固定されていたのかもしれません。

 

 

 

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その後、第2編成もリニューアル工事が完了し、8両編成の場合にもリニューアル車統一の姿が見れるようになりました。

 

8両編成の姿を見たい!という方がいるかもしれませんので、時間を書いておきます。

 

(平日)

 橿原神宮前6:46 → 大阪阿部野橋7:24

 

 

 

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2012年・2013年の春には、朝の上り8両編成が阿部野で切り離しせず、そのまま8両で折り返し特急に入る臨時運用が設定されました。

リニューアル車で下り8両編成が設定されたのはこの時のみでした。

 

 

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そして現在の姿。ヘッドライトが白色に交換されました。

光も小さく、比べると随分眠い表情に見えます。

模型だと色味だけの違いになるのか、ライトレンズも変わるのか…?

 

 

 

ところで、2編成が存在する26000系ですが、第1編成と第2編成をパッと見分けるポイントがあります。

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種別灯(尾灯)に違いがあるのです…(上画像参照)

登場時から今もずっとこうなので、前に車番の書いてない電車を見たときにありがちな「これどっちの編成なんだろう~」という場面ですごく役に立ちます。

 

小さいので模型では共通化されそうですが、再現してきたら感動モノです。

逆に、再現が無ければ車番を変えるのみで違う編成に変えることができますね。

 

 

 

 

さて、ずらーっと書きましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 

 

また同じことを言いますが、沿線民としてこんなに嬉しいことはありません。

 

いつになるかわかりませんが、発売日を待ち望みたいと思います。

 

 

買っただけでほったらかしの吉野特急の模型たち、整備しとこ…。