筑肥線を走る赤い顔のアイツ、103系1500番台が登場時の国鉄色に復刻されました!
この電車ですね。
筑肥線電化40周年、福吉~浜崎間開業100周年を記念して、1編成が登場時の青い国鉄色に復刻されることになりました。
8月8日からの営業開始を前に、8月6日に唐津車両センター開催されたお披露目会に申し込んで参加できましたので、そのレポートです。
受付を済ませ、ヘルメットを被って構内へ。
あの色が目の前に!うおおおおお
絵本で見て衝撃を受けた「これが103系…?」の姿です!
窓回りが黒ではなくクリーム色なのはなかなか凄いセンスだと思います。
塗装変更時に取り付けられたワイパー付け根のカバーは、残念ながら外せなかったそうでそのままでした。
前面右上にはJNRマークが貼られました。しかし3連時代にはJR化していたそうなので、個人的にはそっちでも良かったなと思います。
ステッカー再現ではありますが、かつての方向幕が復元されました。
このイベントだけの特典ですね。
側面も同じくステッカーで復元。
この何とも言えない書体は、当時実際にこれが使われていたそうです。
こちらは快速幕。
今は3両単独でしか走らないこの電車ですが、号車表示は1~3と4~6が残されており、まるでかつての6両固定編成の雰囲気です。
今回は非電化エリア、半分が庫内に入った状態で展示されました。
以前、キハ66/67のツアー列車に参加したときにもここで車両撮影タイムがありました。
本当はもっとすっきりした場所で撮影できたらな~とは思うのですが、車庫内は頻繁に車両が動いていたりするので、入口からも近く警戒区域も最小限で済むここでということなんでしょう。
車内も見学できますので行ってみます。
といっても別に乗ってしまえばほとんど差はないですし、会場まで乗車したやつと同じです。
しかも通電してないので暑い…。
クモハにはトイレが取り付けられている都合で、妻面の窓が埋まっています。
ここから青い妻面を眺めることができるのはこの編成だけ。
青色に「クモハ103」と書かれているのを見ると、かつての阪和線103系を思い出します。
そういえば側面車番の文字はクリーム色ですが、ここは黒色ですね。
運転台を見れました。
庫内のクモハ側の運転台です。
スピードメーターの周囲だけ妙に空いているのは、ATC対応のスピードメーターを取り付けるため。
クモハは先頭車改造でATC非搭載のため、通常のメーターが取り付けられています。
いろいろ撮っておきました。
こういう体験もなかなかできませんからね。
外に出て細部を観察します。
こんな角度から見れるのも、車両に電源が入っていないからこそですね。
クハに取り付けられている地下鉄ATCの制御箱。
庫内を見てみます。
なんと、かつての「からつくんち」ヘッドマークが展示されていました。圧巻。
おわん型になっているのですね。
これ103系に取り付けてほしいな~
検査入場中のような雰囲気で良いです。
が、機械が沢山置いてあるからでしょうか、これ以上奥には立ち入れなかったのは残念でした。
クモハ側の顔も見たかったです。
Nゲージの走行展示もありました。
筑肥線を走る車両が並んでいました。地下鉄も合わせてかなり製品が揃ってきた印象です。
Nゲージと実物を一緒に。
復刻塗装編成の模型も欲しいところです。
庫内に荷物を置けたり、日の当たらない場所で休憩ができたのはよかったです。
本当に暑くて大変でした…。
台風が接近しているみたいで当日大丈夫かな…と思っていましたが、無事晴れてくれてよかったです。
これから台風がやってくるそうです。どうか何事もありませんように。
ということでお披露目会のレポートでした。
少人数ということもあり終始まったりムードで楽しむことができました。
今回は車庫に止まっている姿をじっくり観察したので、今度は走っているところを撮りたいですね。撮ります。
佐賀はいいところです。また行きましょう。
おわり。