特急くろしお デビュー60周年だそうです
おめでとう!
60周年を記念して、287系にラッピングが施されました。
7月5日の団体ツアーの臨時列車から運行を開始するということで、早速見てきました。
団体ツアーは
「くろしお60周年記念号で行く 南紀白浜への旅」
神戸からスタートし、新大阪で折り返して白浜へ
白浜から天王寺まで戻ってくるコース。
神戸線内で撮るのが貴重なのかもしれませんが、
まずは地元で撮ることに…。
とはいえ良い場所も思いつかなかったので、

きました!この色は!

ライト周りの毒々しい赤色に、赤と黄色のライン!
287系の両先頭車に「スーパーくろしお」のカラーリングが施されています。
前面にもいろいろ装飾されていますが、また後ほど。
夕方の復路は大和川へ。

ラッピングの様子がよくわかるように少しサイド気味で。
往路もそうだったのですが、天王寺方の先頭1両は客扱いをしていないのか、
カーテンが全て閉まっているのが印象的でした。

折り返しの回送があるだろうと思い少し待ってみたのですが…来ず。
どうやらかなり遅くに出るらしく…
ではその間に移動し、天王寺へ行ってみることに。

いました!
団体列車の終着、天王寺駅の地上1番線です。
この時点で到着から1時間半が経過しており、ファンの姿もまばらでした。
せっかくですので細部を観察してみます。

先頭部には
・飾り帯
・特急マーク
を再現したステッカーが貼られています。
極力381系に寄せようとした努力が見えますね。
特にヘッドマークは、かつてのスーパーくろしおの絵柄をオマージュして
「スーパー」の部分に「60th」の文字があり、とてもそれっぽくなっています。

こういった装飾は、少し前に走った特急「いにしへ」でも行われましたが
装飾の数や種車が異なると、また違った印象ですね。

ライト周りの赤色と、側面の赤と黄色のライン
これぞ「スーパーくろしお」の色ですね。
実際には、その後の青系統の色のほうが馴染みはありますが…
子供の頃に絵本やビデオ、そして沿線で見た「くろしおの新型車両」はこれでした。

▲子どもの頃に見たくろしおの新車(祖父撮影)
スーパー雷鳥もそうですが、やはり幼少期の目には、パノラマ先頭車のほうがカッコイイ!というイメージがありました。
電車の写真を撮ってもらうのもこの先頭車ばかり。
反対側の先頭車には興味が無かったようで、残念ながら写真が残っていませんでした。

先頭車だけがラッピングされ、中間車はそのまま…
ということで、車両後方へ向かってグラデーションになっています。

車止め付近から。
阪和線地上ホームの1番線といえばここですよね。
かつては様々な車両が発着したこのホームも、今では随分寂しくなってしまいました。

2011年、廃止間近の「はんわライナー」
ここで毎日381系を見ることができた頃ですね。
昔はここにライナー券売り場があって…。


ほかにもいろんなシーンを記録。
天王寺で入線&停車中を撮るか、どこかで復路の走行を撮るかを悩んで後者にしたのですが、結果的に両方撮ることができました。
次の日

くろしお6号を撮影。
残念ながら晴れませんでした…。

そういえば、この色のスーパーくろしおが走っていた頃は、このあたりの区間は地上でしたね。
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381系のスーパーくろしお、思い出のカラーリングではあるのですが
少し前に京都鉄博で本物の381系での再現を見てしまったので、
やはり287系では物足りなさを感じます。
とはいえ、これが阪和線を走るわけですから
撮らないわけにはいきません。
期間限定のこの姿、これからどんどん記録していきたいなと思います。