サラっと記事にしようと思ってたのに、全然終わらなかったので後編です。
今回はちゃんと書きます。
▼前回の記事
前回記事では、武蔵野線との出会いの話をさせていただきました。
武蔵野線の205系といえば、俗に言う「メルヘン顔」のイメージですね。
京葉線と違い銀色の顔、オレンジの帯、スカートなし と、少し違う印象でした。
本数が少なくて、見れるとちょっとラッキーでしたね。
その後、いつにまにか通常顔の205系も武蔵野線カラーになって登場しました。
調べましたら、2002年ごろより山手線などから転属してきたそうです。
当時の私は今のようにネットも使えず、情報を知れるのは鉄道雑誌くらいでしたので、知らない地域の情報は本当に知らないままでした。
後年、これが5000番台というVVVFインバータ改造されていることを知り、さらに驚いた記憶があります。
103系が引退し、205系のみが走る路線になった武蔵野線ですが
2010年には京葉線から209系500番台が転属、その後2018年より総武線から209系500番台、E231系の転属が進み、そしてついに205系が全て置き換えられる…ということです。
さて、そんなわけで武蔵野線から205系が引退することになりますが
東日本エリアだと、まだまだ205系は走っていますよね。
たとえば
▲宇都宮線 600番台
顔は違いますが
▲相模線 500番台
▲南部支線 1000番台
というわけで、ちょっといけばまだまだ205系は走ってます。
で、あくまで個人的な話になるのですが
やっぱり205系はあの顔じゃないとなぁ~と思うわけです。
▲この顔
やっぱりこのブラックフェイス!
帯が単色だと、なお良いですね!
ザ・205系!という感じがします。
E231系・E233系が首都圏通勤電車の顔になっているように
205系もかつてはそのポジションでした。
こども向けの電車の本を開けば絶対載っている存在
「東京を走る新しい通勤電車は銀色にラインカラーが入ってる」
というイメージを植え付けてくれた電車でもありました。
▲2019年9月21日の京葉車両センター公開
シール施工とはいえ感動モノでした。
残る205系も、顔が違ったり編成が短くなった姿でこれからも走るとはいえ
やはり少し寂しい気はします…。
それはそれで、場所に適した姿。もちろん好きですけどね。