そのまんまの記事タイトルです。
前回の記事で、トミックスから製品化される221系のプロトタイプはこれ!という話をしました。
▲前回記事
ではその車両で実際にどういった編成が居たのかを手元の編成表本から探ってみたいと思います。
●1次車・2次車のみで組成された編成のみ抜粋し、3次車以降が混結されている編成は掲載していません。
●また、製品化されないクモハ220,クハ220を含む車両も載せていません。
まずは2004年の夏
製造年度を絞るとだいぶ数が減ってしまいます。
特に網干の8両は殆どが3次車以降を含む編成となっています。
強化スカート化工事がほぼ完了したであろうこの時期。
この頃は、性能制限をしていない223系との併結運用もまだありました。
113系も快速電車で活躍していて、485系やブルートレインも走っていて…本線はとてもバリエーションに富んでいました。
次は2006年の夏
時期的には321系が登場し、その押し出しにより201系が環状線や大和路線でデビューした頃です。
組成変更により、11番が網干C21編成に。
2008年夏
223系6000番台(新造車)の投入により、福知山線から網干C編成による運用が終了。余剰となった編成が網干から京都へ221系が転属し、湖西線や嵯峨野線で運用を開始しました。
また223系2000番台から改番した6000番台が運行を開始したのもこの頃。
奈良車では、おおさか東線の開業に合わせて種別幕がアンダーライン入りのものに交換されました。
2010年夏
運用変更に伴いトップナンバーが網干から奈良へ。
また京都に転属した編成が増えたものの、製品のプロトタイプになる編成は転属せず。
京都に所属した車両を製品そのままで再現するにはK01編成一択ということに。
同年12月に225系5000番台が阪和線に投入。221系の阪和線運用が消滅しました。
2011年夏
奈良に所属する車両を組み換え、2両編成の221系が消滅しました。
それに合わせて、この製品で組める6両編成が減少、4両編成が増加しています。
2012年夏
この年、福知山線での運用が終了しました。
製品のプロトタイプ車両としては網干のC編成が復活です。
この後、2013年以降に体質改善工事が順次開始
ドアボタンの周囲に「あける」のステッカーが貼り付けられたのもこの頃からです。
まだこの後も転属や組み換えは行われていますが、体質改善車が混ざってくるのでこれ以降は省略させていただきます。
2015年春には、奈良所属車は路線アルファベット記号入りの種別幕に交換。
クーラーだけ更新タイプに交換されている編成も登場しました。
2017年春からは網干所属車にも路線記号入りの種別幕に交換されました。
また施工時期と編成が不明瞭でありますが、未更新車でも先行して転落防止幌が取り付けられている編成が登場しました。(上画像は製品のプロトタイプとは異なります)
・・・
調べてみますと、数は限られるものの一応各線を走っていた車両は一通りこの製品から再現できるようです。
細かいところに拘らず好きに遊べるのが鉄道模型の良いところですけども、製品としてプロトタイプがあるなら、せっかくだしそれに合わせたい。
そういう方のための記事でした。
たぶん付属のインレタにはズバリの編成が収録されるんでしょうけども…
先行して予約や購入をお考えの際に参考になると幸いです。
とかいう自分が、今のところどれを何個買うか決めてないんですけども…
内容間違ってたらこっそり教えてください。