ダイヤ改正でしたね。
なんかもう年々ワクワク感が無くなり、どんどん寂しくなっていくのみです。
いろいろと引退・消滅が多かった2021年3月の改正
その中から、DD51の貨物運用終了について少しお話を…。
私の家から一番近い大和路線の駅が「東部市場前」駅なのですが
▲百済貨物駅
今でこそ電化されEF210やEF510といった最新の機関車が出入りしているものの、数年前までは非電化で、ディーゼル機関車のDD51やDE10が活躍していました。
家から歩いてはちょっと距離がありますが、チャリで徘徊するには良い距離で、昔たまに見に行っていました。
▲珍しいのが居ると聞いて見に行った日
ただ当時は知識もなく、発着する時間もわからないうえ、いつ行っても同じ機関車が走っているのみであまり面白くないな〜という印象。
興味の主体は通勤電車・近郊電車に移り、良いのか悪いのか、貨物列車の沼にハマることはありませんでした。
大和路線を眺めていたら横を走ってるヤツみたいな。
大好きなモノ!というよりは、身近で当たり前の存在でした。
数年経ち、電車への興味が深くなってきたあたりから、少しずつ写真を撮ったりするようになりました。
百済貨物駅に繋がる城東貨物線には、歩行者通路と併用している赤川鉄橋というものがあったり、大和路線の合流部分は逆向きに走行しているということも知りました。
▲大和路線と合流し本来の方向とは逆向きに走る百済行きの貨物列車
さらに別の機関区からDD51が転属してきたりとだんだん面白さが増してきて、出向く機会も多くなりました。
▲東新潟機関区より転属してきた機関車
もともと城東貨物線を走っていた機関車(吹田機関区所属)にはスノープロウ装備車がおらず、その姿を地元で見れるとは思わず感動しました。
2008年3月にはおおさか東線の南区間が開業、そして2011年3月には百済貨物駅の電化が完了し、城東貨物線におけるディーゼル機関車の活躍が終了しました。
▲高井田中央駅にて撮影。
おおさか東線の駅でディーゼル機関車を撮影できたのは3年間ほどでした。
▲撤退前、ヘッドマークを取り付けた機関車。
その後、震災の影響により磐越西線での石油迂回貨物が運転されましたが、そこには少し前まで城東貨物線を走っていたナンバーのDD51の姿が!
思わず熱くなりました。
さてタイトルにもしたように、DD51は寝台特急をはじめ客車の牽引もできる万能な機関車です。
しかし、やはり地元でよく見ていたというのは大きく、DD51といえば貨物列車の牽引機だよな〜と思ってしまいます。
(もちろん客車を牽く姿も絵本などで死ぬほど眺めていたのでそれはそれで好きです)
城東貨物線から消えたあとも関西本線(愛知)では残っていたので、たまに撮ったりしていました。
あっちはコンテナ車以外にもタンク車の牽引があり、さらに面白かったです。
しばらくは安泰なのかなと思っていたのですが、先日のダイヤ改正でついにDF200に置き換えられてしまいました。
ついにというか、逆にここまでよく走ってくれたというか。
最後は引退記念のヘッドマークがついていたということで、予定が合わず無理でしたが、見に行きたかったですね…。
貨物運用は無くなりましたが、DD51自体は東日本と西日本に残っています。
これらの今後の動向にも注目ですね。