なんと鉄道模型の制作記事を書いてみようと思います。
今回組み立てるのは、サークル「がんちゃんず」さんのクモヤ443系です。
実車はひっそりと本年引退という発表がされ、もうすでに吹田工場に取り込まれて何やら動きがあるようで…。
ずっと気になっていたキットでしたが、経験のない私がちゃんと組み立てれるのか不安で悩んでいました。
が、先日クモヤ145系を加工したことにより熱が入り、これはクモヤ443系も並べたい…と思い、ついに購入!
そのクモヤ145も、いずれここで紹介したいと思います。
中身です。3Dプリンタ出力の車両キットになっています。
全てのパーツを網羅したランナーと、上にあるのがエラー対応用の側板
左には付属のインレタ、あと写真にはないですが切り出し済みのガラスパーツ、説明書が付属していました。
さて、私は3Dプリンタ出力のパーツを使ったことがあっても、車両まるまるのキットはこれが初めてです。
果たしてちゃんと作れるのかどうか…。
この先は手探りで進めていきます。
さて、3Dプリンタ成型のモデルということで、このように積層痕が出てしまいます。
そのままでももちろん組み立てることはできますが、さすがに気になりますので、まずはこれを出来る限り消したいと思います。
いきなり本番の車体をヤスリがけするのは怖いので、エラー対応のため1枚余分にある側板をまず練習がてら磨いてみます。
400番の紙ヤスリに水をつけて水研ぎを行い、次に1000番で同様に仕上げます。
角材や割り箸に小さく切った紙ヤスリを貼り付けて使うと便利です。
ある程度磨けた気がするので、グレーを吹いて確認してみたのが上の写真。
塗装前には下地処理として中性洗剤で洗浄、プライマーを塗装してからグレーを吹いています。
そのままの状態と比較してみます。いいんじゃないでしょうか。
モールドを消してしまったり、裾の折れ角をなくしてしまったり、深く削りすぎてしまったり…といった失敗のないよう、気をつけながら慎重に磨いていきます。
窓上から雨トイの間は狭いので難しいと判断し、そのままにしました。
無理に頑張らず自分の腕に見合った選択も大事です。
コツを掴んだ気がするので前面、側面、妻面、屋根をランナーから切り出して本格的に磨いていきます。
板のまま表面を磨くのと、箱にしてからやるのと二通りあるかと思いますが、私は板のままやっていくことにしました。
無線アンテナへの配管を再現すべく、今の時点で配管止めの位置に穴をあけておくことにします。
資料を見ながらだいたいの位置をマジックで描いていきます。
ある程度磨きおわったので一旦箱組みしました。
とても精度の良いキットで、穴に差し込むだけ、接着剤なしでここまで組むことができました。
まるでBトレインショーティーを組んでいるかのよう。
箱に組んでから、裏からさらさらタイプの瞬間接着剤を極細ノズルで流して固着します。
これでガッチリとした箱になりました。
画像がありませんでしたが、透け防止のため、箱に組む前に全パーツの裏面をグレーに塗装しています。
作業はまだまだ続きますが、今回はここまで。
つづく!