7月3日、近鉄電車ではダイヤ変更が実施されました。
例年とは違うタイミングでのダイヤ変更で、今の時代を反映し列車の減便や減車などが主のようです。
私の地元の近鉄南大阪線も、ほんとに何年振りかというくらいに変化がありました。
見てきましたので、簡単にレポートを。
大きな変更点は、昼間の吉野行き急行が橿原神宮前行きの区間急行になりました。
区間急行自体はこれまでも朝に上り列車、夜に下り列車が数本ありましたが、昼間に走るのは初めてかと思います。
古市~橿原神宮前間を走っていた普通列車が消え、途中駅の救済処置としてこれまで阿部野橋~吉野間で走っていた急行が橿原神宮前までの区間急行に。
案内表示には「橿原神宮前から吉野行きにかわります」といった表示が。
区間急行は種別が赤色です。
結局吉野まで走るなら吉野行きにしておけば…と思ったのですが、吉野行きの区間急行は方向幕に収録されておりませんので、そのあたりの都合もあるのかもしれません。
せっかくなので乗ってみました。
乗車したのは阿部野橋10時50分発。
(Yahoo!路線案内より引用)
橿原神宮前には11時29分着でした。
さて、従来の急行はというと…。
(Yahoo!路線案内より引用)
急行も橿原神宮前には11時29分着。
なんと停車駅が3つ増えたにもかかわらず所要時間は同じでした!
これまで古市や尺土で長時間停車していたものを削ったようです。
橿原神宮前からは吉野行きの普通になります。
方向幕も変わり、種別灯も無灯火に。
これまで限られた場所でしか撮影することができなかった種別を、いろんな場所で撮れるようになりました。
このほか、平日には朝に吉野行き準急が走ったり、夜に下市口行き特急が設定されるようになりました。
大阪線では昼間の五十鈴川行き急行が伊勢中川行きに、奈良線ではブツ8所定の三宮行き快急が設定されるようになったとか…。
そのあたりも、また見に行きたいなと思います。