安全側線だいありー3

いろいろな話をします。

富山地鉄のフォトランに参加させていただきました。(前編)

今回は、去る11月1日に参加させていただきました、富山地鉄のフォトランイベントのレポート的なものを書きたいなと思います。

 

 

こういったものには何度か参加させていただきましたが、詳しいレポートを書く場がありませんでした。

 

いや、ツイッターで小分けに投稿する手もありますけど

私としてはぜひ、全体を見ていただきたいので…。

 

 

今はこうしてブログをまたやっておりますので

せっかくですしレポートのようなものを、書いてみようかなと。

 

 

 

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今回のイベントは、富山地方鉄道公式のイベントではなく

有志の方々による個人主催のイベントです。

ありがたいことにお誘いをいただき、参加させていただきました。

 

毎年主催され、富山地方鉄道の様々な車両でフォトランイベントを実施されています。

 

そもそもですが

フォトランイベントとは、車両を貸切運行して写真を撮ろう!というもので

写真を撮るために列車を走らせるけど、乗りたい人は乗ってもいいよ!というものです。

撮影することを前提に考えているため、撮影地を順光で通過するように設定されていることが多いですね。

いや~マニアック。

 

今回は、クハ175形と14760形の3両編成で運転されました。

 

 

実施日:2020年11月1日(日)

天 候:くもり時々はれ

編 成:14773-14774+クハ175(14760は両パンタ上げ)

運行経路:稲荷町電鉄富山→上市→電鉄富山→寺田→立山→寺田→中滑川→上市→宇奈月温泉→上市→中滑川→上市→稲荷町

 

 

当日は、お知り合いの方にお誘いをいただきまして、レンタカーに便乗させていただくことに。

それに加えて、区間によって貸切列車に乗車させていただくことにしました。

 

 

それではいきます。

 

 

富山には前日入りをしておりまして、宿はアパヴィラホテル富山駅前でした。

初めて泊まる宿ですが、アパホテルなので安定です。

 

しかし

部屋がエレベーターの目の前で

 

しかも

エレベーターが全然こない

 

エレベーター待ちの客がベラベラしゃべる声が全部聞こえます

 

なんか部活?の集団が泊まってまして

余計うるさい

 

勘弁してくれ~~と思っていましたが

酒のんでテレビみてゲラゲラ笑ってたら気付いたら寝てました。

 

寝る前には歯を磨きましょうね!

 

 

さて

午前6時15分 起床

 

ここで私のモーニングルーティンですが~

 

 

え?興味ない?

 

 

 

 

車に乗せていただき、まず越中三郷駅へ。

 

列車は、稲荷町車庫を出庫し、電鉄富山駅よりスタート

まず地鉄本線を上市駅まで走ります。

 

その姿を越中三郷駅にて狙います。

 

 

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きました。

俗に言う「白3連」ですが、同じ形で統一された姿が美しい…。

おまけに、私が初めて見た「うなづき号」看板を出して走る姿

もう最高です。

 

 

今では朝ラッシュと多客時にしか見れなくなった白3連

北陸新幹線開業前とか、かつてはこういった姿で走るのが当たり前だったんでしょうか…。(知らない姿)

 

いや、いいですね…。

 

 

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振り返ると、後部には快急立山看板が。

この看板、地鉄公式のもので、かつての急行立山の復刻のようですが

ぼくこれ好きなんですよ…。

 

立山連峰の稜線がよく見えて

富山の冷える朝の雰囲気が伝わりませんか?

 

もう文字打ってるだけで寒くなってきました。

 

 

 

山がよく見えるので、これを使わない手はない!ということで

上市からの折り返し列車は常願寺川へ行くことに。

 

 

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先行電で16010形、元西武レッドアローがやってきました。

この山の厳つさ、富山ですよ。

 

 

そして本番

 

 

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立山連峰の山々をバックに、電鉄富山駅へ向かう特急うなづき号…の雰囲気です。

 

前に繋がる14760形ですが、編成中パンタが2つあるものの、普段は片側のパンタグラフしか使用していません。

冬シーズンになると、前後2つのパンタが上がるようになるのですが、今回のフォトランは常に2パンタ上げの姿でした。

 

 

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手前に引いてもう一枚。

フォトラン列車は撮影地で減速してくれたり…という、今回ならではのカットです。

 

 

電鉄富山に向かった列車は、今度は折り返し、寺田経由で立山へ向かいます。

 

 

先ほどと同じ常願寺川の対岸へ移動します。

 

ここはたくさんの参加者が。

この時間ならここだ!という皆様の意気込みを感じます。

 

 

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やってきたのは元東急大井町線の17480形

 

よく見たら種別が緑の特急、立山行きということで「特急立山号」であることがわかります。

よくSNSを賑わせている、元東急ロングシート車両なのに有料特急!というやつです。

 

富山~立山の輸送って実際はめっちゃ混むときもあるので

これが100%悪!ということはないと思います。

適材適所 ですね。

うまいこと使ってほしいものです。

 

 

さて本番

あえて被りつきアングルへ

これまで雲が多くて晴れたり曇ったりでしたが…。

 

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晴れました!

ほんとすごい!

皆様の日頃の行いだと思います!

 

ヘッドマーク立山号ですが「TATEYAMA GO」のアルファベット入りの古いもの。

どうやら個人持ちの看板のようです…。

方向幕も、寺田や南富山の経由のない立山単独幕

 

いや~~かっこいい…。

 

後ろパンタを引っ掛けてしまったのが唯一の後悔。

 

 

 

皆様と一緒にゾロゾロと撤収

 

無理のない範囲で追いかけます。

 

 

 

 

立山線の定番、千垣鉄橋へ。

 

 

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今の時期は川面が影に落ちてしまいますので、車両をアップで。

 

何度見てもすごい鉄橋ですよね…。

 

 

 

 

そのまま立山へ。

 

立山着後は引き上げ線にて、プチ撮影会を。

 

 

 

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電鉄富山⇔有峰口の看板

かつて旧型車両に使われていた角板を、丸看板に描いたという謎の逸品

 

 

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稲荷町岩峅寺の看板

独特のフォントで 富山地鉄を感じます。

 

 

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だいせんじ号」

いまの上滝線・大川寺駅には、かつて大川寺遊園という遊園地があったそうで

そこへのアクセス列車に取り付けられていた看板

を個人の方が復刻されたようです。

 

当時はもちろん知らないですけど、当時の子供たちはこのヘッドマークを付けている電車にのって遊園地へ…と考えるとロマンがあります。

 

 

 

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撮影タイムもほどほどに、みんなに見守られながら駅ホームへ戻ります。

毎年この時期に大阪から富山を訪れると、もう山がオレンジ色でびっくりします。

 

 

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ホームに据え付けられました。

 

普通立山行きの、緑色の丸看板が取り付けられていました。

これは先述の快急富山⇔立山の裏面になるのですが、これって営業運転で取り付けられたことあるのかな…?

ぜひ見てみたいですね。

 

 

 

ここから、少しばかり乗車コースに。

 

 

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立山駅構内にある看板掛けには、立山駅を行き来する特急列車の看板がありました。

 

アルペン号の看板が4枚ありますが

全部、色や文字のフォント、看板の形状が違うのがわかりますか?

この個体差が良くて…電車を待っていても何を付けてくるかな?という楽しみもありますね…。

 

 

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クハ175に乗車

何度か乗っている車両ですが、いつも連結相手は10020形でした。

14760が繋がっているものに乗るのは初めて、ちょっと新鮮でした。

 

 

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一足早く秋になった山々を眺めながら走ります。

そういえばこの車両は、客ドアの内側に化粧板が貼ってある特徴車でした。

 

 

立山を発車した列車は、寺田駅へ戻ります。

 

途中、有峰口と岩峅寺で行き違いがありましたが

少し遅れていたため、ゆっくりできるほどの時間は無く…。

 

五百石駅につきました。

 

 

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立山からの列車は、現役の立山号看板を装着

アルファベットは「TATEYAMA」のみです。

 

 

寺田へ到着

ここで折り返し、本線を上市駅へと向かいます。

 

 

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折り返しの際、ヘッドマークは10形用のデザインに似た「立山号」に。

おしゃれなデザインでいい感じですが、個人の方が所有されているものだそうです。

実際にあったデザインなのかな…?

 

 

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ホーム据え付け後は少し時間があったようで、看板を交換

うなづき温泉謝恩号の看板に。

 

 

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さらに交換し、こちらは主催の方のイラストを入れた看板に。

種別・行先の臨時臨時もいい感じです。

このまま上市まで走りました。

 

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発車前の一コマ。

編成美…。

 

 

寺田を発車し、上市へ。

 

 

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着きました。

いつも思うのですが、寺田と上市の間ってすぐですよね

体感5秒くらい。

 

ここで一旦乗車を終え、再び車へ…。

 

 

もうすでに濃い内容なのですが、まだお昼前です。

 

戦いは午後の部へ!

 

 

続きます!!